概要:
選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)を同一サークル上に複製配置します。
このライブオブジェクトは基オブジェクトを再編集しても視覚効果は自動的に更新されます。
この効果は Illustrator の「アクション」に対応しています。アクションについては「Live プラグイン全般」のページをお読みください。
基本操作例:
サンプルファイル live_circle_01.ai 参照
- 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規書類(単位は pt )を開く。
- 「 Illustrator >ウィンドウ> FILTERiT5 > Live サークル」メニューを選択する。 「FILTERiT5: Live サークル」というタイトルのパネルが開く。
- 書類上に幅 50 pt 、高さ 20 pt の長方形を描き、塗り色は線形グラデーション、線色は黒、線幅 1 pt とする。
- 長方形を選択状態にする。
- パネル・メニュー(パネル右上)から「初期設定」を選択する。
- パネルの「適用」ボタンをクリックする。
- 「高さ(%)」を 50 にする。
- 書類上の長方形の形状、カラーなどを変更してみる。
- 次項を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
パネルの設定項目について:
[配置数]値入力
サークル状に配置する数を指定します。[角度を保つ]チェックボックス
基のオブジェクトを回転せずに複製配置します。[中心の位置]グループ
「基準点」のラジオボタンは、選択オブジェクトのバウンディングボックスの頂点、各辺の中心、対角線の中心に対応しています。
サークルの中心が指定の基準点からどれだけズレているかを「水平オフセット」と「垂直オフセット」で指定します。
「中心点を標示」がチェックされていれば中心を十字ガイドで示します。もし標示されていなければチェックし直してください。[高さ(%)]値入力
サークルの高さを真円を 100 % として指定します。[ライブアップデート]チェックボックス
選択時にはパネル設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。[適用]ボタン
オブジェクト選択時に有効になります。クリックで当 Live 効果が適用されます。
一度ライブオブジェクトにすれば、オブジェクト編集や設定変更をごとに適用ボタンをクリックする必要はありません(「ライブアップデート」選択時)。[拡張]ボタン
ライブオブジェクトの視覚効果を残したまま通常のグループにします。 Live 機能は消失します。[解除]ボタン
ライブオブジェクトを効果適用前の状態に戻します。[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセット・メニュー項目としてここに追加できます。
プリセット・メニューの使い方については「プリセット・メニュー」のページをお読みください。