概要:
選択中のパスの一部を折線または曲線状にジグザグに変形します。
ドラッグ開始とともに現れる円形領域内が変形の対象になります。
基本操作方法:
サンプルファイル tool_roughening_01.ai 参照
パネルから「折線」または「曲線」のどちらかを選び、選択中のパスの一部に円形領域が掛かるようにカーソル位置を決め、上下左右にドラッグします。
領域の中心とマウスポインタの水平距離が離れるほどジグザグの密度が高くなり、領域中心とマウスポインタの垂直方向が離れるほどジグザグの振幅が大きくなります。
ドラッグ中に shift キーを押すと、その度に乱数列を変更し、異なるジグザグを生成します。
ドラッグ中に option / altキーを押している間だけ領域サイズを変更できるモードになります。パネルで数値を入力してサイズを決めることもできます。「トレース」をチェックした状態でドラッグすると、次のモードに応じて変形の軌跡を残すことができます。ただし「ダイナミック変形」で使用できるのは「ドラッグにしたがって」だけです。(往復の場合の帰りのトレースは行きにそのまま重なるように記録されます。
・片道/往復を等速で ー 元パスとドラッグによる最終形状のあいだを指定「ステップ」分だけ形状と位置を等速的に比例配分した軌跡を結果に残します。
・片道/往復を加速して ー 元パスとドラッグによる最終形状のあいだを指定「ステップ」分だけ形状と位置を加速的に比例配分した軌跡を結果に残します。
・片道/往復を減速して ー 元パスとドラッグによる最終形状のあいだを指定「ステップ」分だけ形状と位置を減速的に比例配分した軌跡を結果に残します。ヒント:トレース指定時に commandキーを押しながらマウスボタンを離すとトレース結果は1軌跡ごとにレイヤーに分配されます。
「パネル・メニュー」(パネルタイトル右端位置)によってパネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニューとしてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。