XtreamPath2: ライブ( Live )機能全般

インデクス

 

概要:

XtreamPath2 のライブ( Live )機能とは「 Illustrator >ウィンドウ> XtreamPath2 > Live …」メニューコマンドによるものです。

メニューを選ぶと、「XtreamPath2: Live … 」のタイトルを持つパネルが現れます。この専用パネルを用いて XtreamPath2 ライブオブジェクトを作成します。
XtreamPath2 ライブオブジェクトは、オブジェクトの色や線の属性、形状などを変えてもそれに合わせて効果を更新します。

※ 各ページの説明にある「バウンディングボックス」とはオブジェクトを囲む最小長方形(線指定は考慮しない)のことです。テキストの場合は全字形を囲む最小長方形を指します。

注意:PC 環境によっては「 Illustrator >表示> GPU でプレビュー」メニューを選択していると再描画に時間を要することがあります。その場合には「 Illustrator > 表示 > CPU でプレビュー」メニューに切り換えてください。なお、GPU パフォーマンス自体のオン/オフは Illustrator の環境設定でおこなうことができます。

共通インターフェイス:

「 XtreamPath2: Live … 」パネルには次の共通インターフェイスがあります。

[適用]ボタン
[解除]ボタン
[拡張]ボタン
[ライブアップデート]チェックボックス
[?]ボタン
[パネル・メニュー](パネルタイトルの右端にあります)

「適用」ボタンは、オブジェクトに対して初めて効果を適用したり、「ライブアップデート」が非チェックの場合に使います。

注意:異なる「 XtreamPath2: Live …」どうしの多重適用はできません。いったん「解除」するか「拡張」してください。

「ライブアップデート」がチェックされていると、パネルの設定変更がリアルタイムに適用オブジェクトに反映されます。更新に時間がかかるとき以外はチェックしておいてください。
「ライブアップデート」非チェック時にパネルの設定変更を結果に反映させるには、その都度「適用」ボタンを押す必要があります。ただしオブジェクトの編集に対する更新は常に自動で行われます。
「適用」を取り消すには「解除」ボタンを押します。
XtreamPath2 ライブオブジェクトを選択して「拡張」ボタンを押すと、視覚効果はそのままで普通のグループオブジェクトになります。結果としてすべてのパスが直接編集可能になりますが Live 機能は失います。
「 XtreamPath2: Live …」適用オブジェクトは「 Illustrator > オブジェクト>分割・拡張…」メニューコマンドによっても拡張できます。
いったん「拡張」したオブジェクトに対してそれを作成したパネルで設定を変えても効果はありません。

注意:XtreamPath2 ライブオブジェクトのあるファイルを XtreamPath2 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>分割・拡張...」メニューコマンド(※)によって拡張してください。拡張しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。出稿時などには XtreamPath2 ライブオブジェクトは前もって拡張しておくことをお勧めします。
※ Illustrator の「分割・拡張...」コマンドが使用できない場合(パスの線のプロファイルが均一でない場合など)には、あらかじめ「XtreamPath2: Live ... 」パネルの「拡張」ボタンによって拡張しておいてください。

「?」ボタンを押すとヘルプパネルを表示し該当ページへジャンプします。また任意の「 XtreamPath2: Live ... 」を適用したオブジェクトを選択して option / alt キーを押しながら「?」ボタンをクリックすると、それを作成したパネルが開きます。

ヒント:選択オブジェクトにどの「 XtreamPath2 : Live …」が適用されているかは Illustrator の「アピアランス」パネルで確認できます。「 Illustrator > ウィンドウ > XtreamPath2 >そのパネルを表示」メニューによっても該当パネルを開くことができます。

「パネル・メニュー」にはプリセットメニュー項目があります。プリセットメニューを利用すれば、様々な設定内容に名前を付けて保存しメニュー項目としていつでも簡単に再生できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。
また「このプラグインについて…」メニュー項目を選択すると使用中の XtreamPath2 のバージョンを確認できます。