バーコードROBO7:Data Matrix (ECC 200), GS1 Data Matrix

インデクス ][ 共通事項

概要:

Data Matrix (データマトリックス)は、マトリックスシンボル体系の二次元シンボルです。日本ではデータコードと呼ばれることもあります。
Data Matrix の ECC 200 バージョンおよび GS1 Data Matrix シンボルを作成することができます。
日本工業規格の JIS X 0512 で規格化されています。

使い方:

バーコードの作成と編集方法」のページをお読みください。

パネルの共通項目:

次の項目は各バーコード作成パネルに共通するものです。これらについては「共通事項」のページをお読みください。

[パネルメニュー](パネルタイトルの右端アイコン)
[?]ボタン
[文字をアウトライン化]チェックボックス
[背景不透明度(%)]チェックボックス/値入力〖ROBO6変更機能〗
[明暗反転]チェックボックス
[作成/再生]ボタン
[ライブ]チェックボックス
[詳細設定]ボタン
[暗バーと文字の色]グループ(詳細設定項目)〖ROBO6変更機能〗

パネルの専用項目:

[シンボル形状]ラジオボタン
正方形シンボルか長方形シンボルかを選択をします。この選択により次項の「シンボルサイズ」の選択肢も変わります。

[シンボルサイズ]ドロップダウンリスト
シンボルの「縦モジュール数 x 横モジュール数」でサイズを選択します。通常は「自動判別」を選んでください。データ量にあわせた最小サイズのシンボルになります。

[符号化スキーム]ドロップダウンリスト
データを符号化する際のスキームを選択します。通常は「自動切替」を強くお勧めします。圧縮率が最も高くなり、前項の「自動判別」とあわせてシンボルサイズが最小になります。

[GS1 Data Matrix]チェックボックス
GS1データをシンボル化する場合に選択してください。
各アプリケーション識別子 AI は ( ) などで囲むか、データ領域との間にスペースを入れてください。AI の区切りキャラクタは符号化されません。
アプリケーション識別子 (01) または (02) に続く GTIN* 末尾の14桁目はチェックデジットになりますが、省略したり誤った数字が指定されても追加または正しいもので出力されます。
また、アプリケーション識別子 AI の (00) に続けて SSCC**(18桁の数字)を入力すると末尾の18桁目はチェックデジットですが、省略したり誤った数字が指定されても追加または正しいもので出力されます。
GS1Data Matrix では「文字: GS1 Data Matrix で AI 別に改行表示」オプションが使用可能になります。

*GTIN=Global Trade Item Number(国際取引商品コード/商品識別コード)
**SSCC=Serial Shipping Container Code(出荷梱包シリアル番号)

注意:一般のData Matrixシンボルを作成する場合には「GS1 Data Matrix」のチェックは必ず外しておいてください。

[データ]値入力/チェックボックス
データ入力欄です。データ文字のうち「符号化除外文字:」欄のものはシンボル化から除外されます。
「文字」チェックボックスでデータ文字の出力の有無を指定します。

注意:「シンボルサイズ」などの設定下の許容量を超えたデータを入力すれば符号化データ使用率」欄に「?」が表示され、「作成/再生」ボタンはグレーアウトします。再生中ならバーコードは元のままですので選択し直すとバーコードが持つ有効データがパネルへ読み戻されます。

[符号化除外文字]値入力
データ欄に入力する文字のうち、バーコードシンボル化から除く文字を指定します。ただし「データ: 文字」選択時には符号化除外文字もデータ文字としては出力されます。
入力値にスペースを含むときには判別のため右隣りに「(スペース入り)」と表示されます。

[入力用制御コード]ドロップダウンリスト
各種制御コードを入力するには、「データ:」欄中の目的の位置にカーソルを置き、このドロップダウンリストからコードを選択してください。同じ表記をタイプ入力しても有効です。
「GS1 Data Matrix」オプションが指定されていない場合に有効です。

[Latin-1 GR領域文字]ドロップダウンリスト
符号化文字集合 ISO/IEC 8859-1 (通称Latin-1) のうち、Data Matrix で符号化可能な GR 領域(コード値が16進A0からFF)キャラクタのリストです。各コードを入力するには、「データ」欄中の目的の位置にカーソルを置き、このドロップダウンリストから文字または書式を選択してください。同じ表記を直接入力しても有効ですが、「¥」(16進A5)キャラクタは Shift_JIS コードの「¥」(16進5C)と同じものではないことにご注意ください。Latin-1 GR 領域の「¥」は Latin-1 の GL 領域(コード値が16進20から7F)の「\」(16進5C)とは区別されます。(※1)
「GS1 Data Matrix」オプションが指定されていない場合に有効です。

注意:Latin-1 GR 領域文字を含むバーコードシンボルを国内の読み取り機器等によって読み取ると、結果が半角カタカナなどの日本語や非印字文字(符号化文字集合JIS X 0201をベースとするShift_JISキャラクタ)で表示される場合がありますが読み取りエラーではありません。(※2)

[符号化データ使用率]値表示
シンボルサイズに対するデータの使用率を表示します。ただし指定のシンボルサイズを超える場合には、「?」が並記され「作成/再生」ボタンは使用できません。また選択中のシンボルもライブアップデートされません。

[モジュールのサイズと形状]値入力/ドロップダウンリスト〖ROBO6変更機能〗
シンボルを構成するモジュールのサイズと形状を指定します。サイズにはドキュメントの単位が付きますが他の単位を付けて入力すれば換算されて再表示されます。ドキュメント単位は、Illustratorの「ファイル>ドキュメント設定...」メニューから変更できます。
形状の「正方形/ライン/ドット(データ部分)/ドット(全て)」オプションの選択により、モジュールを次のように形成します。

・正方形:1辺がモジュールサイズの正方形パスによる。
・ライン:線の長さと幅がモジュールサイズの直線パスによる。推奨選択です。
・ドット(データ部分):線の長さがゼロ、幅がモジュールサイズで丸形先端の直線パスによる。ただし入力データを符号化した部分以外は上記選択と同じラインです。
・ドット(全て):全モジュールがドットである以外は上記選択と同じです。

注意:ドット形状はデザインの一種です。規格外の仕様ですので、デザイン性を求めない場合はドット選択を避けてください。

[シンボルの全幅×全高]値表示
余白を確保するためのフレームの全幅×全高をドキュメントの単位で表示します。

以降は詳細設定項目(「詳細設定」ボタンにより表示/非表示)

[余白モジュール数]値入力
フレームとシンボル間にある余白をモジュール数で指定します。JIS X 0512での推奨値は2〜4です。

[暗モジュールの補正値(1/1000mm, 負の値で縮小)]値入力
印刷時の太りなどを考慮する場合に指定します。1/1000 mm(ミクロン)単位で指定してください。負(マイナス)値のときに暗モジュールがその分だけ小さくなります。

[文字: フォント]ドロップダウンリスト
データ文字のフォントを選択します。 JIS X 0512 では特に定められていません。

[文字: サイズ(pt)]値入力
データ文字のサイズを指定します。「標準」ボタンをクリックすると、データ文字の標準的なサイズとして指定フォント換算による値が入ります。 JIS X 0512 では特に定められていません。

[文字: 配置]ドロップダウンリスト
データ文字の出力位置を指定します。文字間隔を調整するには以下項目の「トラッキング(1/1000em)」で指定してください。

[文字: 水平垂直オフセット]値入力
データ文字の「 配置」による位置に対する水平方向と垂直方向のオフセット量を指定します。ドキュメントの単位が付きますが他の単位を付けて入力すれば換算されて再表示されます。ドキュメント単位は、Illustratorの「ファイル>ドキュメント設定...」メニューから変更できます。

[文字: GS1 Data Matrix で AI 別に改行表示]チェックボックス
「GS1 Data Matrix」オプション選択時に有効です。
「データ: 文字」オプション指定時にシンボルに併記する文字列を各アプリケーション識別子AIエレメントごとに改行します。 改行の送り量は「行送り(%)」によってフォントサイズに対する比率として指定できます。

[文字: トラッキング(1/1000em)]値入力
データ文字のトラッキング値を1/1000em単位で指定します。

[文字: 行方向比率(%)]値入力
データ文字の行方向の比率を指定します。


(※1)「データ」欄に入力される文字はユニコード(16進00A0から00FF)ですが、符号化時に Latin-1 に対応する1バイトキャラクタ(16進A0からFF)に変換されます。また Latin-1 の NBSP(16進A1) は <NBSP> 、 SHY(16進AD) は <SHY> と入力することで符号化されます。
(※2)それぞれの符号化文字集合(文字コード)において同じコード値に異なる字形を割り当てているためです。読み取り側が ISO/IEC 8859-1 (Latin-1) に非対応であればこのような結果を生じます。