バーコードROBO7:ITF, GS1 ITF-14

インデクス ][ 共通事項

概要:

ITF (Interleaved Two of Five) は物流商品コードの呼び名で段ボールなどによる梱包物の内容識別に用いられてきたコードです。「物流識別コード1桁 + JAN 標準バージョン」または「ゼロ5桁+物流識別コード1桁 + JAN 短縮バージョン」の標準バージョンと「ゼロ+物流識別コード2桁+ JAN 標準バージョン」の拡張バージョン(2010年以降は使用禁止)がありますが、これらに付記する形で用いられる、重量などを表示するアドオンバージョン(日本国内限定)があります。
ITF は日本工業規格の JIS X 0502 としては 2021年2月22日付けで廃止されましたが、標準(14 桁)バージョンは「GS1国際標準(GTIN-14)」 によって国際標準と定められています。
なお、 ITF のシンボルパターンは日本工業規格の JIS X 0505(Interleaved 2 of 5) と同じものです。

注意:集合包装用商品コードをバーコードシンボルとして表示する場合は、GS1国際標準(GTIN-14)に準拠することが推奨されています。このオプションについては下記「パネル専用項目>GS1国際標準(GTIN-14)」の項目をご覧ください。 (※1)


使い方:

バーコードの作成と編集方法」のページをお読みください。

パネルの共通項目:

次の項目は各バーコード作成パネルに共通するものです。これらについては「共通事項」のページをお読みください。

[パネルメニュー](パネルタイトルの右端アイコン)
[?]ボタン
[文字をアウトライン化]チェックボックス
[背景不透明度(%)]チェックボックス/値入力〖ROBO6変更機能〗
[明暗反転]チェックボックス
[作成/再生]ボタン
[ライブ]チェックボックス
[詳細設定]ボタン
[暗バーと文字の色]グループ(詳細設定項目)〖ROBO6変更機能〗

パネルの専用項目:

[GS1国際標準(GTIN-14)]チェックボックス
集合包装用商品コードをバーコードシンボルとして表示する場合は、「GS1国際標準(GTIN-14)」に準拠することが推奨されています。このオプションを選択することによりシンボルの各要素の寸法や縮小時のスケール方法をそれに準拠させることができます。
これまで日本国内においては基本寸法をもとに全体サイズを拡大縮小できましたが、「GS1国際標準」では横方向サイズだけを 62.5% から 100% の範囲で縮小できます。
なお、このオプションを選択すると各パネルの項目は「GS1国際標準」の基本寸法に初期化されます。一方、非選択にすると各パネルの項目は日本工業規格の旧 JIS X 0502 の寸法に初期化されます。各状態時にパネルメニューの「初期設定」を選んだ場合も同様です。

[データ]値入力/チェックボックス
末尾のチェックデジットを除く13桁(標準バージョン)、15桁(拡張バージョン)または5桁(アドオンバージョン)の数字データを入力してください。数字以外のキャラクタはすべて符号化から除外されますが、文字としては出力可能です。(「文字: 配置」が標準フォーマット以外の場合)
チェックデジット(「モジュラス10/ウェイト3,1」による)はデータ欄の右隣りに表示されます。チェックデジットについては「チェックデジットについての補足」のページをお読みください。
「文字」チェックボックスでデータ文字の出力の有無を指定します。

注意:無効なデータを入力すればチェックデジット欄に「?」が表示され、「作成/再生」ボタンはグレーアウトします。再生中ならバーコードは元のままですので選択し直すとバーコードが持つ有効データがパネルへ読み戻されます。

[拡大縮小率(%)]値入力
「GS1国際標準(GTIN-14)」選択時はシンボルパターンの横方向サイズだけ縮小されます。この場合は 62.5% から 100% の範囲が有効です。
「GS1国際標準(GTIN-14)」非選択時は全体サイズが拡大縮小されます。

[幅指定...]ボタン〖ROBO6追加機能〗
現在表示の幅(次のドロップダウンリストの「全幅」など)の値(mm単位)を指定することにより「拡大縮小率(%)」を決めることができます。

[シンボルの全幅(mm)×全高(mm)/ベアラバーを除く幅(mm)×高さ(mm)/バーのみの幅(mm)×高さ(mm)]ドロップダウンリスト/値入力
タイトルのドロップダウンリストでサイズの表示方法を選択します。それぞれ、シンボル全体の幅と高さ/ベアラバー幅があるときの余白部までの幅と高さ/バーのみの幅と高さで表示します。高さ表示欄は入力が可能です。(※2)

[暗バー端を丸型にする]チェックボックス〖ROBO6追加機能〗
バーコードの暗バーの両端の形状を丸形にします。本オプションによる形状はデザインの一種です。バー両端の形状は規定されていませんが、規格外の仕様ですので、デザイン性を求めない場合はこのオプションをオフにしてください。
初期状態ではグレーアウト(使用不可)の状態になっています。使用可能にするには「環境設定」のオプション「「暗バー端を丸型にする」オプションを使用可能にする」をチェックしてください。

以降は詳細設定項目(「詳細設定」ボタンにより表示/非表示)

[細エレメント幅(mm)]値入力
GS1国際標準では倍率100%時で1.016 mmとされています。

[太/細エレメント比]値入力
GS1国際標準では比率2.5とされています。
太エレメントの幅はこの値によって決まります。

[データバーの高さ(mm)]値入力
GS1国際標準では31.75 mmとされています。

[左右余白(mm)]値入力
細エレメント幅(X)に対し10Xが最小値と定められています。

[上下余白(mm)]値入力
どちらも0 mmが基本寸法です。

注意:上下のベアラバーとバーコード間の余白を 0mm に設定すると、構成するパスどうしが重なり合うように出力されます。

[枠ベアラバーの幅(mm)/上下ベアラバーの幅(mm)/ベアラバーなし]ドロップダウンリスト/値入力
ベアラバーを設ける場合には、上下左右ともにある長方形の枠型と上下の水平バーだけのものを選択できます。入力値が0より大きいときに有効となります。
GS1国際標準では枠ベアラバーとし、幅は4.83 mm (※2)とされています。なお、ベアラバーはデータ復元のための読み取り要素ではありませんが、印刷精度を向上させ読み取りミスを防ぐためのものですので必ず表示してください。

[暗バー幅の補正値(1/1000mm, 負の値で縮小)]値入力
印刷時の太りなどを考慮する場合に指定します。1/1000 mm(ミクロン)単位で指定してください。負(マイナス)値のときに暗バーの幅がその分だけ小さくなります。

[文字: フォント]ドロップダウンリスト
データ文字のフォントを選択します。 OCR-B(またはそれに準ずるもの)が標準です。

[文字: サイズ(pt)]値入力
データ文字のサイズを指定します。「標準」ボタンをクリックすると、規格の公称寸法に合わせた指定フォント換算による値が入ります。

[文字: 配置]ドロップダウンリスト
データ文字の配置方法を指定します。「標準フォーマット」を推奨しますが、それ以外の場合に文字間隔を調整するには以下項目の「トラッキング(1/1000em)」で指定してください。
「べた」はアドオンデータがあるときに本体データに連結して左配置にします。

[文字: 垂直位置(mm)]値入力
本体データ文字の垂直位置を指定します。データバー下端を基準とし下方向が正(プラス)の値です。

[文字: 14桁水平位置(mm)]値入力
14桁(標準バージョン)文字の水平位置を指定します。データバー下端を基準とし下方向が正(プラス)の値です。「文字: 配置」が標準フォーマットまたはべたのときに有効です。

[文字: 16桁水平位置(mm)]値入力
16桁(拡張バージョン)文字の水平位置を指定します。データバー下端を基準とし下方向が正(プラス)の値です。「文字: 配置」が標準フォーマットまたはべたのときに有効です。
「GS1国際標準(GTIN-14)」選択時は無効です。

[文字: 6桁水平位置(mm)]値入力
6桁(アドオンバージョン)文字の水平位置を指定します。データバー下端を基準とし下方向が正(プラス)の値です。「文字: 配置」が標準フォーマットまたはべたのときに有効です。
「GS1国際標準(GTIN-14)」選択時は無効です。

[文字: キャラクタ間距離(mm)]値入力
「文字: 配置」が標準フォーマットのときに限り有効です。

[文字: トラッキング(1/1000em)]値入力
データ文字のトラッキング値を1/1000em単位で指定します。「文字: 配置」が標準フォーマット以外のときに有効です。

[文字: 行方向比率(%)]値入力
データ文字の行方向の比率を指定します。


(※1)ここでは「 GS1 Japan(一般財団法人 流通システム開発センター)」サイト内の「集合包装用商品コードとITFシンボル」(https://www.dsri.jp/jan/itf.html)に準拠しています。 // 2026.01:確認
(※2)上記サイトでは ITF の基本寸法としてシンボルの全高を 41.40 mm 、データバーの高さを 31.75 mm としているため、計算上ベアラバーの幅のパネル値を 4.825 mm としています。これによりシンボルの全幅は 152.398 mm となりますが、小数第三位を四捨五入することによりそれぞれ 4.83 mm、 152.40 mm となります。