「バーコードROBO7」でバーコードを作成または使用する際に特に注意すべき事柄があります。
作成後の操作について:
「バーコードROBO7」で作成したバーコードは Illustrator のパスまたは文字で構成されたオブジェクトです。ドキュメント上の移動などの操作は必ず Illustrator の「選択ツール(黒塗り矢印)」を用いてグループ単位でおこなってください。
作成後のバーコードの部分編集はご自身の責任においておこなってください。バーコード全体のグループを解除しない限り作成時のパラメータは保持されますので再生可能です。
拡大縮小について:
バーコードの拡大または縮小は必ず「バーコードROBO7」のパネル設定でおこなってください。また規格による指定範囲を超える設定は避けてください。
Illustrator のツールなどによる拡大縮小はおこなわないでください。
余白(マージン)について:
バーコードを正しく読み取るために、左右または上下に決められた余白(マージンまたはクワイエットゾーンとも呼ぶ)が必要なものがあります。
原則として「バーコードROBO7」の初期設定値またはバーコード種ごとのページで記載した指定計算値より小さい値を設定しないでください。
暗バー幅(モジュール)の補正値について:
「暗バー幅(モジュール)の補正」とは、バーコードにおける BWR(Bar Width Reduction) に相当します。
これは実際の製版や印刷の過程でバー幅の理論値+許容誤差を保つことが困難な場合に設定する項目で、特にフレキソ印刷などで検討対象となる項目です。
例えば最終仕上がりの太りを考慮してあらかじめ暗バー幅(モジュール)を 60 ミクロン( 0.06mm )だけ小さくしておきたいときにはパネル値を「-60」に設定します。このとき結果として明バー幅(モジュール)は60ミクロン(0.06mm)だけ大きくなります。ただし、これはあくまでも計算値であり、フィルムマスター段階での精度はイメージセッターの出力解像度に左右されます。
なお、一般のレーザープリンタによる出力でも補正なしでスキャナによる読み取りは十分可能です。
カラーや濃淡について:
読み取り目的のバーコード部分を印刷版下で分版することはお勧めしません。版ズレにより精度が低下します。また読み取り機器の特性によっては赤色など使用を避けるべきカラーがあります。また背景との明暗差にも注意が必要です。
Illustrator のピクセル操作について
バーコードシンボルに「 Illustrator >オブジェクト>ピクセルグリッドに最適化」などのピクセル関連のコマンドやオプションを適用することは厳禁です。
(QR コードのようなモジュールを整数ピクセル単位で作成可能なシンボルをを除き。)
作成バーコードの読み取りテストについて:
ご使用の前には必ず読み取りテストをおこなってください。
一般のバーコードリーダー等での読み取りテストは、実際にバーコードを運用される環境下でおこなうことをお勧めします。
一般のプリンタで出力したものでも読み取りは可能ですが、正確な読み取りテストには、2400 dip 程度の高解像度の印刷物でおこなってください。 低解像度でプリント出力されたものでは正確な検証はできません。
作成されたバーコードの読み取りに関してはユーザの自己責任になりますので十分にご留意ください。
「バーコードに関する参考文献など」 ページもお読みください。