ここでは「連番/複製オブジェクト配列」の「連番」モードで出力するページにページ番号を付ける方法を説明します。
「連番オブジェクト配列>基本操作」のステップ F でおこなったページ出力でページ番号を付けます。
A.ひな型となるドキュメントの準備:
- 「連番オブジェクト配列>基本操作」の ステップ D で保存した「連番_ひな型.ai」ファイルを開き、別名「連番_ページ番号付.ai」で保存してください。保存オプションはそのままです。
- 「連番_ページ番号付.ai」ファイルは開いた状態にし、これをひな型のドキュメントとします。
- 「連番/複製オブジェクト配列」パネルの設定は「連番オブジェクト配列>基本操作」のステップ F の実行前(図参照)までの状態が引き継がれているものとします。
B.ページ文字を配置し役を割り当てる:
- アートボードのページ印刷領域の左下付近に Illustrator の文字ツールを用いて「p.1」の内容で文字(中央揃え)を配置してください。
右ページから開始したい場合には、文字「p.1」をページ印刷領域の右側付近に配置してください。
注意1:このときの文字オブジェクトの属性(フォントなど)は処理結果に引き継がれます。ただしひとつの文字オブジェクト内でキャラクタごとに異なる属性を指定しても最後尾のキャラクタのものが結果の全キャラクタに適用されます。
注意2:ページ番号部分だけは半角数字にしてください。この数字が開始ページ番号になりページの増加ごとに 1 が可算されます。半角数字を含めばページ文字全体の表示形式は自由です。
例えば、ひな型が「- 1 -」なら出力ページは - 1 -, - 2 -, - 3 -, ... 、また「p.008」なら p.008, p.009 , p.010 , ... と続きます。
- 文字「p.1」を選択状態のまま、割り当て情報の上にあるドロップダウンリストから「ノンブル(ページごとに対象位置を左右切替)」を選んでください。
奇数、偶数ページごとに位置を変えない場合には「ノンブル(位置固定、...)」を指定します。
- 「セット」ボタンをクリックしてください。
この結果「割り当て情報」欄に「連番」と表示されます。

C.アートボードを追加して指定(全)ページ作成:
- 「 Illustrator >ウィンドウ>アートボード」メニューを選択して「アートボード」パネルを表示します。
- 「基本操作」でおこなったのと同じ要領で「繰り返し」をした文字を選択してください。
注意:ノンブル指定部(ここでは文字「p.1」)は繰り返し部とグループ化しないでください。ノンブル指定部は選択する必要はありません。
- 「連番発生数」欄が 100 であることを確認してください。
- 出力アートボード数に制限を設けない場合にはとりあえず「アートボード数の上限(1ドキュメントあたり)」欄の値はいくつでもかまいません。
「アートボードを追加して指定(全)ページ作成...」ボタンをクリックします。

- 実行前に確認のダイアログボックスが表示されます。
「総ページ(アートボード)数」は 9 です。もし前ステップで「アートボード数の上限(1ドキュメントあたり)」の値がそれに満たない場合は「指定上限を超えて追加する」オプションが有効になっているはずですので必ずチェックしておいてください。
- 確認が済んだら「 OK 」ボタンをクリックしてください。処理を開始します。処理は shift + option(Alt) キーで中断し、続行または中止の選択ができます。
- 処理が完了すると Illustrator の「アートボード」パネルに追加されたアートボードがリストされています。
ここでのページ設定が 3 x 4 = 12 の配列ですので「 100 ÷ 12 = 8 あまり 4 」より 9 アートボード(ページ)できているはずです。
各ページのページ番号は奇数、偶数ページごとにそれぞれ左右に割り振られているはずです。
この例において右ページから開始したい場合には、ひな型のページ文字をページ印刷領域の右側付近に配置してください。 - Illustrator の「アートボード」パネルの リストエントリの先頭番号部分をダブルクリックすればそのアートボード(ページ)がドキュメントウィンドウ中央に表示されます。
また Illustrator の「ナビゲーター」パネルを用いれば視覚的にアートボード(ページ)にアクセスできます。
ヒント:デフォルトのアートボード名は「アートボード 1」ですので、追加ごとに「アートボード 2」「アートボード 3」...となりますが、ひな型のアートボード名を変更すればそれに合わせて番号付けされます。
注意:Illustrator のアートボードの最大数は CC 2017 以前は 100 、 CC 2018 以降は 1000 です。ただし実際に配置可能なアートボード数はそのサイズやカンバス内の位置に依存します。
最大効率で納めるためにはひな型となるアートボードをカンバス左上に置くことをお勧めします。
- ここでドキュメントを保存すれば 9 アートボード(ページ)を含むファイルができます。
各アートボードは印刷時または PDF ファイルとして保存した場合のページに対応しています。
このドキュメントファイルの各アートボードを個別のファイルに分けて保存することもできます。→ 「連番オブジェクト配列>基本操作」のステップ F 参照
「ドキュメントファイルを追加して全ページ作成」でも同様にページを付けることができます。→「連番オブジェクト配列>基本操作」のステップ G, H 参照