組版ROBO7:出力アートボード名に取り込みデータを含める 〖ROBO6追加機能〗

インデクス

レコード順次取り込み配列」または「連番オブジェクト配列」において、出力アートボードの名前に取り込みデータ(「データファイルについて」参照)を含める方法について説明します。

出力ファイルの名前に取り込みデータを含める方法については「出力ファイル名に取り込みデータを含める」のページをご覧ください。
ファイル出力のバッチ処理においても出力アートボード名は本ページ記載の仕様に則って処理されます。

A.「レコード順次取り込み配列:アートボードを追加して指定(全)ページ取込」において:

ここでは「レコード順次取り込み配列>複合的な例」をもとにします。
付属の「ROBO7チュートリアル」フォルダにサンプルファイル「複合例(ひな型).ai」があります。複製を取ってお試しください。各オブジェクトには「レコード順次取り込み配列」パネルで取り込みフィールドなどが割り当て済みです。(※1)

出力アートボードの名前の任意位置にフィールドデータを挿入する方法です。
Illustratorの「アートボード」パネルを開いておきます。
出力アートボード名に取り込みレコードの N 番目のフィールドデータを挿入するには、ひな型のアートボード名のその位置に '[=N]' を配置しておきます。最大8フィールドまで指定できます。
アートボード名は文字の上をダブルクリックすると編集できます。

ひな型のアートボード名の例: "#1001_[=3]_[=1]"


この例では '[=1]' によりフィールドの1番目を、'[=3]' によりフィールドの3番目のデータの挿入を指定しています。
また、ひな型のアートボード名で最初に見つかる数字(フィールド挿入指定は除く)を通し番号の開始値とみなします。ここでは '1001がそれに当たります。デフォルト名の「アートボード 1」のようにフィールドの挿入指定が無い場合も同様です。

「アートボードを追加して指定(全)ページ取込...」ボタンをクリックすると確認のダイアログボックスが表示されます。
「開始アートボード名」欄にはひな型の '[=1]' と '[=3]' がそれぞれフィールド の1番目と3番目のデータで置き換わって表示されます。

実行結果はつぎの通りです。出力アートボード名に挿入されるデータは各アートボードの最初に配列されるオブジェクト群のものです(例は1×1配列、アートボードは再配置)。

ヒント:Illustrator の「アートボード」パネルでアートボードリストの各行をいったん選択してからクリックすると、そのアートボードがIllustratorのドキュメントウィンドウの中央に全体表示されます。

取込実行ボタン右隣の「!」ボタンをクリックすると出力アートボード名に取り込みデータを含める方法が表示されます。
また、同ボタンを option (macOS) / Alt (Windows) キーを押し下げながらクリックすると開始アートボード名が表示されます。


B.「連番オブジェクト配列:アートボードを追加して指定(全)ページ作成」において:

付属の「ROBO7チュートリアル」>「連番」フォルダにサンプルファイル「ID(ひな型).pdf」があります。複製を取ってお試しください。各オブジェクトには「組版ROBO7:連番/複製オブジェクト配列」パネルでステップデータを割り当て済みですのでそれぞれ選択してご確認ください。(※1)

出力アートボードの名前の任意位置にオブジェクトデータ(※2)を挿入する方法です。
Illustratorの「アートボード」パネルと「レイヤー」パネルを開いておきます。
実行時の選択オブジェクト群の重ね順が N 番目(最前面が1)に当たるデータを挿入するには、ひな型のアートボード名のその位置に '[=N]' を配置しておきます。重ね順は「レイヤー」パネルで確認します。
ここでの重ね順 N は、選択中でかつパスやガイドなどを除いたデータ(※2)を含むオブジェクトの順番です。
アートボード名は文字の上をダブルクリックすると編集できます。

ひな型のアートボード名の例: "ID: [=1] - ( [=2] )"


この例では '[=1]' により重ね順が1番目を、 '[=2]' により重ね順が2番目のオブジェクトのデータの挿入を指定しています。2番目のものはバーコードROBO7で作成したQRコードシンボル(グループオブジェクト)ですが、ROBO7バーコードはグループ単位で指定します。

ヒント:アートボード名に挿入するデータを持つオブジェクトの重ね順は、この例のように上位に順に配置すると扱い易いです。重ね順を変更するには「レイヤー」パネルでオブジェクトリストの各エントリをドラッグ移動します。

連番発生数を36、3×2 配列として試します。
「アートボードを追加して指定(全)ページ作成...」ボタンをクリックすると確認のダイアログボックスが表示されます。
「開始アートボード名」欄にはひな型の '[=1]' 、 '[=2]' がそれぞれ重ね順が 1 、 2 番目のオブジェクトのデータで置き換わって表示されます。
実行結果はつぎの通りです。出力アートボードの名前に挿入されるデータは各アートボードの最初に配列されるオブジェクト群のものです。

ヒント:「アートボード」パネルでリストの各エントリをダブルクリックすると、そのアートボードがIllustratorのドキュメントウィンドウ上にフォーカスして表示されます。

作成実行ボタン右隣の「!」ボタンをクリックすると出力アートボード名にオブジェクトデータを含める方法が表示されます。
また、同ボタンを option (macOS) / Alt (Windows) キーを押し下げながらクリックすると開始アートボード名が表示されます。



(※1)組版ROBO7単体ライセンス製品ではQRコードは非対応です。「連番オブジェクト配列」パネルではQRコードを選択してもデータ表示されません。また実行してもステップデータは変化しません。
(※2)文字オブジェクトの場合はその表記内容、配置画像の場合はそのファイル名、バーコードROBO7によるバーコードシンボルの場合はそのデータ(組版ROBO7単体ライセンス製品では非対応)です。