組版ROBO7:よくある質問

インデクス

ここでは「組版ROBO7」の機能についてのよくある質問とその答えを列記します。
「バーコードROBO7」と併用している場合(※1)は「バーコードROBO7: よくある質問」のページもご覧ください。

注意:インストールやライセンスに関するものは製品に付属の「インストールと使用ガイド.pdf」の「よくある質問」ページをご覧ください。


● ROBO7パネルの単位込み入力欄の単位(mm, ptなど)を変更するにはどうしたらよいですか?

ROBO7の単位込み入力欄(mm単位固定入力欄のことではありません)における仕様はIllustrator本体のものと同じです。すなわち、表示の単位は現在開いているIllustratorのドキュメントの単位と連動しています。
ドキュメント単位を変更するには、Illustrator の「ファイル>ドキュメント設定...」メニューコマンドで表示されるダイアログボックスの「全般」タブの「単位」設定を変更してください。ROBO7の単位込み入力欄の単位もそれにともないます。(※2)
なお、単位込み入力欄では表示単位とは異なる単位で入力しても現在のドキュメント単位としての値に換算表示されます。また入力欄内での加減乗除(異なる単位どうしでも)も可能です。

● アートボードを追加する処理では時間が掛かるのですが。

特にバーコードROBO7併用により1ページあたりに大量のバーコードを配列するような処理において「1ドキュメントあたりのアートボード数」に複数を指定すると、処理の経過とともにドキュメントが次第に重くなり処理に時間がかかります。
そのような場合には、「アートボード数の上限(1ドキュメントあたり)」の値を 1 とし、単一アートボードでページごとにファイルに書き出すことをお勧めします。

● ひな型のドキュメント上で大量のオブジェクトの配列を取り消す(アンドゥをおこなう)とその後の動作が遅くなることがある。

ドキュメントファイルをいったん閉じてから開き直してください。
「1ページ取込/作成」ボタンおよび「アートボードを追加して指定(全)ページ取込/作成...」ボタンによって大量配列をおこなった後に元のひな型(保存済み)の状態に戻すには、「 Illustrator >編集>取り消し」コマンドではなく、「 Illustrator >ファイル>復帰」コマンドを利用することをお勧めします。

● 大量のオブジェクトの配列/作成やバッチ処理の時間をより短縮するには?

つぎの方法を試みてください。

  1. 基本的にはアートボード追加によるページ処理はドキュメントファイル書き出しによるそれより高速ですが、ひとつのドキュメント上の総配列数によっては却って遅くなることがあります。特にテキストオブジェクトが追加されると累積的に処理時間がかかるためです。そのようなときには、組版ROBO7パネルの「アートボード数の上限(1ドキュメントあたり)」を減らし、複数ドキュメントに分散してファイル書き出しされるようにしてください。

    例)
    ひな型に30個のテキストオブジェクトからなる一群のデータ取り込み口(配列の単位)を設け、その単位をページあたり4×5=20個の配列とし、データファイルから1000レコードを取り込む場合を考えます。
    これを1ドキュメント上でおこなうとすれば1000÷20=50個のアートボード(ページ)に総計30×1000=30000のテキストオブジェクトを配列することになります。
    一方、組版ROBO7パネルの「アートボード数の上限(1ドキュメントあたり)」を10に制限して「ドキュメントファイルを追加して全ページ取込...」を実行すれば5ドキュメントファイル(各テキストオブジェクト数は30×20×10=6000)に分割して書き出されることになります。
    この例では後者の方が処理時間の短縮を期待できます。

  2. バーコードを配列する場合(※1)には併記コード文字によるテキストオブジェクト数が自動処理のネックになることがあります。例えば、 JAN13 標準の「文字>配置:標準フォーマット」では13個のテキストオブジェクトから構成されます。これを「文字>配置:標準フォーマット」以外にすることでテキストオブジェクトが1個となりより高速化できます。これによらず幾多の文字からなる文字フォーマットが作業要件であり、かつ1ドキュメントあたりに大量のバーコードを配列する必要がある場合には、ひな型とするバーコードの作成パネルで「文字をアウトライン化」オプションを選択してみてください。バーコードがパスオブジェクトのみで構成されますのでより高速化できる場合があります。



    注意一般にバーコードへのデータ取り込み配列処理はテキスト/画像オブジェクトへのそれより時間を要します。

  3. 前項のQ&Aについてもご留意ください。

● 作成したスタイルを再利用できますか?

「組版ROBO7」パネルにあるプリセットメニューをご利用ください。 → 「プリセットメニュー」ページ参照

● レイヤー別けしているひな型をそのままコピー&ペーストするには?

Illustrator の「レイヤー」パネルのメニューを開き「コピー元のレイヤーにペースト」にチェックを入れておいてください。

● 組版ROBO7 の各メニューにキーボードショートカットの割り当ては可能ですか?

以下の手順により可能です。

  1. 「 Illustrator >編集>キーボードショートカット...」メニューを選択します。
    「キーボードショートカット」ダイアログボックスが表示されます。
  2. キーボードリストが「ツール」表示なら「メニューコマンド」に変更します。
  3. リストの「コマンド」ツリーを「ウインドウ>バーコードROBO7/組版ROBO7>...」と順にクリックして開き、目的のメニュー項目を選択します。
  4. 選択行の「ショートカット」部を選択状態(色枠表示)にしておいてキーボードで割り当てるキーの組み合わせを同時に押し下げます。
    無効なキーや競合する場合にはリスト下部にアラートが表示されます。
  5. 「OK」ボタンをクリックして完了します。(初回ならセット名の入力あり)

「キーボードショートカット」は Illustrator の機能のため弊社のサポート対象外となります。詳細は Adobe 社にご確認ください。

● ユニコード( Unicode )に対応していますか?

組版ROBO7 はユニコード対応ソフトウェアです。
データファイルのパス名やプリセット名などもユニコードに対応しています。
組版ROBO7 が読み込み可能なデータファイルは文字コードが UTF-8 (ユニコード)または Shift_JIS のテキスト形式です。
なお、 UTF-8 の場合は BOM 付きでも BOM 無しでも問題なく処理できます。

● データファイルを読み込むと文字化けします。

ファイルの文字コードをご確認ください。
組版ROBO7 で有効なデータファイルは文字コードが UTF-8 または Shift_JIS のテキストファイル(拡張子が .txt/.csv/.tab のいずれか)(※)です。
(※)OS の設定によっては拡張子が非表示となっている場合があります。
データベースや表計算ソフトなどから書き出す場合のユニコードのエンコーディングには UTF-16 ではなく UTF-8 を指定してください。直接テキストエディタで編集したものを保存する場合も同様です。常に書き出しまたは保存時の文字コードにご注意ください。
UTF-16 あるいは判別の付かないテキストファイルの場合はデータベースや表計算ソフトあるいはテキストエディタ( Windows なら「メモ帳」)で開いて UTF-8 として保存し直してください。

参考:Mac の「テキストエディット.app」での標準テキストファイルの保存エンコーディングは「環境設定」でご確認ください。「自動」は UTF-8 です。

注意:組版ROBO7では「UTF-8 」(できれば BOM 付き)のデータファイルを使用することを強く推奨します。Shift_JISでは環境依存文字が入り込み文字化けが生じる可能性があるからです。

詳しくは「データファイルについて」ページをお読みください。

● データベースの半角'¥'(円記号)が半角'\'(逆斜線) になってしまいます。

データベースの文字コードを「UTF-8」にしてください。→上記質問
Windows環境では半角'¥'(円記号)と半角'\'(逆斜線)の入力にはシステムの文字コード表などからUnicodeのものをコピー&ペーストすることをお勧めします。ただし、フォントによってはどちらも '¥' で表示されることがありますのでご注意ください。
macOS環境では半角'¥'(円記号)はキーボードの '¥' キーで、 半角'\'(逆斜線)はoptionキー+ '¥' キーで入力できます。

なお、バーコードROBO7におけるQRコードやマイクロQRコードに関しては「バーコードROBO7: QRコード, GS1 QRコード」または「バーコードROBO7: マイクロQRコード」ページの「パネルの専用項目:>[モード]」も(注意やヒントを含め)お読みください。(※1)

● データベースの改行が反映されません。

取り込みデータに改行が必要な場合には、改行箇所を特殊キャラクタで表記しておく必要があります。
取り込みデータにおける特殊キャラクタの表記法 」のページをお読みください。

● 文字指定("=image"など)による画像配置でデータのパスが反映されません。

パスの記述が正しく画像ファイルの場所を指し示していることが前提ですが、特にWindows環境ではパス指定を含むのファイルの文字コードは UTF-8 でなければなりません。ファイル保存時の文字コードをご確認ください。
macOS環境でもホームディレクトリを表すチルダ記号(~)で始まるパス指定を含むファイルの文字コードは UTF-8 限定です。

詳しくは「文字指定による画像配置」および「データファイルについて」ページをお読みください。

● 自動組版で文字オブジェクトに設定したフォントスタイルが反映されません。

1つの文字オブジェクトのキャラクタごとに異なる属性を指定した場合は最後尾のキャラクタのものが結果の全キャラクタに適用されます。
自動組版できる文字オブジェクトの属性は1つのひな型オブジェクトにつき1つです。
異なる属性を組版する場合にはひな型オブジェクトを属性ごとに分けて用意してください。

● 自動組版バッチ処理結果を一度に印刷できますか?

次のいずれかをお試しください。

【その1】
ひな型のファイルを「Adobe PDF (pdf)」形式とし、出力した PDF ファイルを単一ファイルに結合して印刷する。(※3)
Adobe Acrobat を用いて単一の PDF ファイルに結合する方法は「出力ファイルを Adobe Acrobat を用いて単一の PDF ファイルに結合する」をご覧ください。

【その2】
レコード順次取り込み配列>基本操作」ページの「全ページ取込印刷」または「連番オブジェクト配列>基本操作」ページの「全ページ作成印刷」をご覧ください。
ただし、この場合には処理結果のファイルの保存はおこなわれません。

● 複数ページのPDFを組版ROBO7の画像配置として一括処理できますか?

組版ROBO7では、PDFファイルの配置はできますが、複数ページのPDFの場合は1ページ目のみの配置となります。
複数ページのPDFを一度にあるいはページ指定して配置することはできません。
複数ページのPDFファイルを配置する場合は、単一ページに分割したPDFファイルを対象としてください。

● バーコードROBO7で作成したバーコードに組版ROBO7でデータを流し込むと、バーコードが消えてしまいます。(※1)

つぎの原因が考えられます。

・規格に適合しないデータが含まれている。意図しない半角スペースなどが含まれていないかもご確認ください。
・チェックデジットの計算方法の特質により欠番が生じた。

組版ROBO7に割り当てするデータファイルのバーコードに対応するフィールド値(コードデータ)は、ひな型のバーコードのコードセットやモードなどを一致させる必要があります。
例えば、コードセットAで作成したCODE128バーコードをひな型として、そのコードセットではエンコードできない"abc"(英小文字)のようなデータを取り込んでもバーコードは作成されません。
バーコードROBO7: チェックデジットについての補足」ページもあわせてお読みください。

● 「ドキュメントファイルを追加して全ページ作成/取込...」を実行してもアートボードが追加されてしまいます。

組版ROBO7の操作パネル「アートボード数の上限 (1ドキュメントあたり)」の値 を「1」にすることで、1ドキュメントあたり1つのアートボードでファイルが自動保存されます。
この値が2以上になっている場合に、「ドキュメントファイルを追加して全ページ作成/取込...」を実行すると1ドキュメントあたりその数のアート ボードが追加されたものが作成保存されます。

● それまで使用していたプリセットの移行方法を教えてください。

ROBO7側からそれまで使用していたプリセットをインポートしてください。
インポートの手順については「プリセットメニュー」ページをお読みください。

● Apple シリコン搭載のMacで使用できますか。

ROBO7はApple シリコン ネイティブに対応しています。→「必要システム構成と製品仕様

● プリセットの操作でエラーが出る、またはプリセットを初期化したい。

プリセットファイルが壊れている可能性があります。
プリセットファイル」ページの「プリセットファイルの初期化方法」の手順でプリセットファイルを作り直してください。

● これまで問題なかった作業が同じ手順でできなくなった。動作がおかしくなった。

プリセットファイルが壊れている可能性があります。
プリセットファイル」ページの「プリセットファイルの初期化方法」の手順でプリセットファイルを作り直してください。
それでも問題が解決しない場合は製品に付属の「インストールと使用ガイド.pdf」の「よくある問題」のページの「これまで問題なかった作業が同じ手順でできなくなった。動作がおかしくなった。」の項をご覧ください。


(※1)組版ROBO7単体ライセンス製品は対象外です。
(※2)ドキュメント上で何も選択しない状態で、Illustratorの「プロパティ」パネルの「ドキュメント>単位」でも変更できます。
(※3)「Adobe Illustrator (ai)」形式の出力ファイルを一括して「Adobe PDF (pdf)」形式に変換するには「出力ファイル ( .pdf / .ai ) を指定の PDF ファイルに一括変換する」をご覧ください。