このページは「レコード順次取り込み配列>基本操作」の後でお読みください。
通し番号のあるものなどなんらかの順序で揃えなければならない印刷物を1枚の用紙に複数枚面付けする場合は、串刺し面付けしたものを印刷すれば、断裁した面単位を積み重ねるだけで番号順または所定の順番になります。
組版ROBO7で串刺し面付けをおこなうには「連番オブジェクト配列」または「レコード順次取り込み配列」の「ページ設定:串刺し面付け」オプションを指定します。
はじめに「串刺し面付け」オプションを指定した場合の取り込みレコードの順序を通常面付けとの比較で見てみます。 そのあとコンサートチケットの作例を示します。
A.単純配列の場合:
「連番オブジェクト配列/レコード順次取り込み配列:ページ設定:配列の配列」オプションを指定しない単純配列の場合です。
下図は、全部で12レコードのデータを各ページにおいてヨコタテZ字順2×2配列に読み込んで、全3ページを出力したときの様子を模式的に表したものです。
左が通常の面付けの場合、右が串刺し面付けの場合です。
番号は開始レコード1からの読み込みレコード番号に対応します。データファイルのレコードがどの位置に読み込まれるかを示すものです。
1から4の赤い色はレコードの昇順に沿った流れを示すために便宜的に着けたものです。また点線は断裁イメージです。
B.「配列の配列」をおこなう場合:
「連番オブジェクト配列/レコード順次取り込み配列:ページ設定:配列の配列」オプションを指定する場合です。
下図は、全部で48レコードのデータを各ページにおいてヨコタテZ字順2×2配列(子配列)のヨコタテZ字順2×2配列(親配列)に読み込んで、全3ページを出力したときの様子を模式的に表したものです。
左が通常の面付けの場合、右が串刺し面付けの場合です。
「配列の配列」では親配列を面付け単位とみなしますので、子配列内は通常の配列となり、配列の配列(親配列)レベルで串刺し面付けとなります。
番号は開始レコード1からの読み込みレコード番号に対応します。データファイルのレコードがどの位置に読み込まれるかを示すものです。
1から13の赤い色はレコードの昇順に沿った流れを示すために便宜的に着けたものです。また点線は断裁イメージです
参考: 串刺し面付けでは、同じ配列数でも取り込みレコード総数が変わると、各ページごとの配列に取り込まれるレコード番号は異なるものになります。
A.のような単純配列では、各ページごとの配列順に読み込まれるレコード番号には、その時の出力ページ総数と同じ数の飛びが生じることになります。A.の例では各ページが3レコード飛びで配列されています。
一方、B.のような「配列の配列」では各ページごとの親配列順の子配列の開始レコード番号の飛び数は(子配列数)×(出力ページ総数)になります。B.の例では各ページが4×3=12レコード飛びで配列されています。
C.串刺し面付けによる作例:
通し番号付きのコンサートチケットを作成する例をあげます。(用紙サイズやデータ内容の合理性については特に考慮していません。)
串刺し面付けを用いれば番号順に効率的に揃えることができます。
付属の「ROBO7チュートリアル」フォルダにサンプルファイル「コンサートチケット(ひな型).ai」(※1)があります。複製を取ってお試しください。
- 「コンサートチケット(ひな型).ai」の複製を開きます。
- 「組版ROBO7>レコード順次取り込み配列」メニューでパネルを開きます。(以下単にパネル)
- 「取り込みファイル:開く...」ボタンをクリックしてデータファイル「コンサートチケット.csv」(※1)を開きます。
読み込んだデータファイルのレコード総数は100です。
ドキュメント上のコンサートチケットの赤色の文字オブジェクトとQRコード(※2)にはデータファイルのレコードフィールドが割り当て済みです。
- パネル左の「ページ設定」をおこないます。
ドキュメント上のコンサートチケット全体(トリムマークを含む)を選択して「選択対象から取得」ボタンをクリックすれば「単位幅・単位高」には自動で入ります。
「全幅・全高」には触れる必要はありません。その他のページ設定などは下図パネルの通りとします。

- 「アートボード数の上限」を1とし、「ドキュメントファイルを追加して全ページ取込...」または「アートボードを追加して全ページ取込」(※3)を実行します。
レコード総数が100、1ページあたり1x4=4面付けですから出力ページ数は100÷4=25になります。
処理が完了して、出力結果の1ページ目(1ファイル目)のチケット上のナンバリング(No. 000001、No. 000026、No. 000051、No. 000076)を見れば、ページ串刺し方向のイメージで25増加するたびに折り返されていることがわかります。

- 印刷後、全ページを揃えて断裁して、No.000001-No.00025、No.000026-No.00050、No.000051-No.00075、No.000076-No.00100の番号順に並んだの25部ずつの4つのまとまりを繋げて積み上げれば、No.000001-No.00100の番号順に揃った100枚のチケットができあがります。

(※1)「ROBO7チュートリアル」フォルダ内の「串刺し面付け」フォルダにあります。
(※2)組版ROBO7単体ライセンス製品ではQRコードへの割り当ては無効となり、ひな型のまま複製されます。
(※3)「アートボードを追加して全ページ取込」を串刺し面付けでおこなう場合は「アートボード数の上限」数に依らず常に最終ページまで出力されます。 出力結果は「ROBO7チュートリアル>串刺し面付け>コンサートチケット_結果.ai」ファイルをご覧ください。

