XtreamPath3

一括表示

 

はじめに:

ソフトウェアライセンス規約
必要システム構成と製品仕様
アップデート履歴
-
新機能と XtreamPath2 からの変更について
XtreamPath3 との互換性

効果/フィルター:

効果/フィルター機能全般
-
スマートに角丸め 効果
スマートに角丸め フィルター
スマートに角丸め(選択角) フィルター
強い墨だまり・かすれ 効果
強い墨だまり・かすれ フィルター
強い墨だまり・かすれ(高速モード) フィルター
ブロー 効果

ライブ:

ライブ( Live )機能全般
-
Live フチをぼかす
Live 回転ミラー/反転ミラー
Live 壁紙(結晶パターン)
-
選択Liveオブジェクトの編集

ツール:

ツール機能全般
-
セグメント編集 ツール
セグメント対称編集 ツール
方向線数値編集 ツール
円弧近似編集 ツール
水平ライン化 ツール
スムーズ楕円化 ツール
エッジ楕円化 ツール
半楕円化 ツール
引っ張り変形 ツール
-
円弧面取り ツール
逆円弧面取り ツール
楕円面取り ツール
逆楕円面取り ツール
直線面取り ツール
L字面取り ツール
交差単純化 ツール
-
連結ライン描画 ツール
連結円弧/接線描画 ツール
連結カーブ描画 ツール
個別アンロック ツール
-
セグメント複製 ツール
セグメント平行化 ツール
セグメント挿入 ツール
セグメント絶対回転 ツール
セグメント絶対リサイズ ツール
パス挿入 ツール
パス絶対回転 ツール
パス絶対リサイズ ツール

プリセット:

プリセットメニュー(初期設定、ユーザ設定の保存と読み出しなど)
プリセットファイル
環境設定

その他:

よくある質問
サポート

xtreampath3_license_agreement

XtreamPath3: ソフトウェアライセンス規約

 

●使用許諾契約

1.お客さま(以下ユーザ)は、本ソフトウェアをコンピュータにインストールしライセンス認証を完了した時点で本使用許諾契約を承諾されたものとします。

2.本ソフトウェアをデコンパイル、リバースエンジニアリング、逆アセンブルするなど本プログラム以外の形式に変換することは禁止します。

3.本ソフトウェア、あるいはその一部を修正、改作、賃貸、貸与、転売、譲渡、リース、販売または本ソフトウェアあるいはその一部に基づく派生的製品の製作をおこなうことはできません。

4.バックアップ目的以外に本ソフトウェアの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。

5.本ソフトウェアは、1ライセンス(*1)につき1ユーザ(*2)が最大2台までの コンピュータ(*3)にインストールして同時に1台で使用できます。1ライセンスで2台同時使用はできません。(*1)1製品1シリアル番号 (*2)本製品の正規ライセンスを所有管理する1法人(に属する方)または1個人 (*3)OSはmacOS、Windowsを問わず。

6.アップグレード版(*)のライセンス認証後、本ソフトウェアの使用権は、アップグレード後の製品に移行されるため、アップグレード元の製品はライセンスが消失し使用できません。 *メジャーアップグレード版

7.本ソフトウェアは、都合により予告なく製品の仕様、必要システム構成、価格、マニュアルなどを変更したり配布や販売を中止する場合があります。

●製品の保証

本ソフトウェアを運用した結果の影響についてはいっさい責任を負いません。

●終了

本ライセンスは、その終了時まで有効です。本ライセンスの条項に従わなかった場合には、弊社からの通知を要することなく本ライセンスは直ちに終了します。終了時には、本ソフトウェア、付随する全ての書面およびそれらの複製物を破棄しなければなりません。本ソフトウェアおよびそのすべての複製物を破棄することにより、いつでも、本ライセンスを終了させることができます。

●著作権

この製品におさめられているコンピュータ・ファイルおよび付属書類等のすべての著作権は、有限会社ナカエソフトウェア開発にあります。

 


(C)1994-2025 有限会社ナカエソフトウェア開発 All Rights Reserved.
XtreamPath, XtreamPath3は有限会社ナカエソフトウェア開発の商標です。
Adobe, IllustratorはAdobe Inc.の登録商標です。
macOSはApple Inc.の登録商標です。
Windows, Excelは Microsoft Corporationの登録商標です。
その他全てのブランド名または製品名はそれらの所有者の商標もしくは登録商標です。

xtreampath3_system_requirements

XtreamPath3: 必要システム構成と製品仕様

インデクス

必要システム構成:

本ソフトウェアを使用するために必要なシステム構成は次の通りです。

Adobe Illustrator 2025 / 2024 / 2023 / 2022 のいずれか。
および上記の動作保証がされている Windows 日本語環境 または macOS 日本語環境

各 Illustrator の最新バージョンでの使用を推奨します。

製品仕様:

・Mac 版は Apple シリコン(Mチップ) Mac と Intel Mac のそれぞれにおいてネイティブで動作します。
・本製品のライセンス(シリアル番号) は、 macOS と Windows の両方で使用できます。
・本製品の仕様は Windows 版と Mac 版とで共通です。


 

xtreampath3_update_history

XtreamPath3:アップデート履歴

 

XtreamPath3のアップデート履歴です。
ご利用の XtreamPath3バージョンの確認には、 XtreamPath3のパネルメニューから「このプラグインについて...」を選び、表示ダイアログボックスのバージョン表記をご覧ください。

各 Illustrator の最新バージョンでの使用を推奨します。
Mac 版 XtreamPath3 は Apple Silicon Mac でも Intel Mac でもそれぞれの環境でネイティブで動作します。(Illustratorの動作モードによる)



● 2025年10月

Mac, Windows 版とも
対応 Illustrator 区分 対応 Illustrator バージョン XtreamPath3 インストールフォルダ XtreamPath3 バージョン 状況
 2026  30.x  XtreamPath3_2026  3.1.1  追加
 2025  29.x  XtreamPath3_2025  3.1.1  アップデート
 2024  28.x  XtreamPath3_2024  3.1.1  アップデート
 2023  27.x  XtreamPath3_2023  3.1.1  アップデート
 2022  26.x  XtreamPath3_2022  3.1.1  アップデート
  1. Illustrator 2026 用インストールフォルダを追加しました。あわせて付属書類を改訂しました。

  2. 最適化をおこないました。

 

● 2025年4月

Mac, Windows 版とも
対応 Illustrator 区分 対応 Illustrator バージョン XtreamPath3 インストールフォルダ XtreamPath3 バージョン 状況
 2025  29.x   XtreamPath3_2025  3.1.0  アップデート
 2024  28.x   XtreamPath3_2024  3.1.0  アップデート
 2023  27.x   XtreamPath3_2023  3.1.0  アップデート
 2022  26.x   XtreamPath3_2022  3.1.0  アップデート
  1. 「スマートに角丸め 効果/フィルター」ダイアログボックスにおいて、「複合パス内を結合する」オプションを追加しました。これはバリアブルフォントのテキストなどに対応するものです。

  2. 「強い墨だまり・かすれ 効果/フィルター」ダイアログボックスの「複合パス内でのパスどうしの干渉」オプションの名称を「複合パス内を結合する(相互干渉なし)」に変更しました。また位置もダイアログボックス先頭に移動しました。

  3. 「フィルター」類のアクション記録の再生に際して、ダイアログボックス表示時のパラーメータ設定の不具合を修正しました。

    1、2のアップデートによるヘルプの更新箇所は、 XtreamPath3ヘルプをブラウザで一括表示(※)すれば "2025.04:更新" で検索することができます。


    (※) XtreamPath3の「ヘルプ」パネルで[ブラウザ]ボタンをクリックするとデフォルトのブラウザ・アプリケーションが起動しヘルプの全ページが一括して表示されます

 

● 2025年2月

Mac, Windows 版とも
対応 Illustrator 区分 対応 Illustrator バージョン XtreamPath3 インストールフォルダ XtreamPath3 バージョン 状況
 2025  29.x   XtreamPath3_2025  3.0.1  アップデート
 2024  28.x   XtreamPath3_2024  3.0.1  アップデート
 2023  27.x   XtreamPath3_2023  3.0.1  アップデート
 2022  26.x   XtreamPath3_2022  3.0.1  アップデート
  1. 「Live 回転/反転ミラー」および「Live 壁紙(結晶パターン)」において、線指定のある複合パスやテキストオブジェクトに適用すると、線指定が無効または後付けになる不具合がありましたが、これを修正しました。
    これまでは、この問題を避けるために適用前に線のアピアランスを分割または拡張しておく必要がありました。

  2. Illustratorの「編集>取り消し/やり直し」メニューおよび「ヒストリー」パネルにおいて、XtreamPath3の処理履歴として XtreamPath3の機能名が表示されるようにしました。
    これまでは、「編集」メニューでは「取り消し/やり直し」、「ヒストリー」パネルでは「取り消し」と一律にデフォルト表示されていました。(※)

  3. 「XtreamPath3: Live ...」パネルによって作成されるライブオブジェクトの更新処理を高速化しました。


    (※)「ヒストリー」はIllustrator 2022 ver26.4.1以降の機能です。
xtreampath3_features

XtreamPath3: 新機能と XtreamPath2 からの変更について

インデクス

このページでは主に前バージョンからお使いの方へ向けて「XtreamPath3」であらたに追加された機能および前バージョンからの変更について説明します。
XtreamPath2 との互換性」のページもあわせてお読みください。

なお、ここで紹介するものについてはヘルプ本文中の関連項目に「【XtreamPath3新機能】」と付記しています。

XtreamPath3 全般:


効果/フィルター全般:

ツール全般:

スマートに角丸め 効果/フィルター:


強い墨だまり・かすれ 効果/フィルター: // 2025.04:更新

環境設定:


前バージョン XtreamPath2 での新機能( XtreamPath v1 からのアップグレード内容):

前バージョン XtreamPath2 の新機能について」をお読みください。

xtreampath3_compatibility

XtreamPath3: XtreamPath2 との互換性

インデクス

 

前バージョンで作成したオブジェクトについての互換性が問題となるのは効果オブジェクトですが、Xtream Path で作成した「スマートに角丸め 効果」オブジェクトはそのまま移行できます。
変換すべきものはありません。

effect_general

XtreamPath3: 効果/フィルター機能全般

インデクス

 

概要:

XtreamPath3 の効果機能は「 Illustrator >効果> XtreamPath3 > …」メニュー、または Illustrator の「アピアランス」パネル下段にある「fx.」アイコンのメニューからアクセスできます。
新規適用のみならず適用後の編集の利便性から後者の使い方をお勧めします。


オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)を選択して各メニューを選ぶと、「XtreamPath3: … 効果」のタイトルを持つダイアログボックスが開きます。
XtreamPath3 の効果を適用したオブジェクトでは、基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。


XtreamPath3 のフィルター機能は「 Illustrator >オブジェクト>フィルターー> XtreamPath3 > …」メニューにあります。

オブジェクト(パスまたはそのグループ)を選択してメニューを選ぶと、「XtreamPath3: … フィルター」のタイトルを持つダイアログボックスが開きます。

※ 各ページの説明にある「バウンディングボックス」とはオブジェクトを囲む最小長方形(線指定は考慮しない)のことです。テキストの場合は全字形を囲む最小長方形を指します。

共通インターフェイス:

XtreamPath3 効果/フィルター・ダイアログボックスには次の共通インターフェイスがあります。

[OK]ボタン
設定を決定します。
「効果」メニューのものは、optionキー(Mac)またはAltキー(Windows)を併用すれば、結果のライブオブジェクトにIllustratorのメニューコマンド「オブジェクト>アピアランスを分割」を適用します。ただし、結果のライブ効果は失われます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルします。

[プレビュー]チェックボックス
設定の変更をリアルタイムにオブジェクトに反映します。通常はチェックしておいてください。

[?]ボタン
ダイアログボックスの右側が拡張してヘルプビューが現れます。これはヘルプパネルでの表示の代替機能です。
ヘルプ内のリンクのジャンプ先から戻るには余白を右クリックして「戻る」メニューを選ぶか、または「?」ボタンで一旦閉じて再表示してください。

[ウィンドウ・メニュー](ウィンドウ左下にあるプルダウンメニュー)
プリセットメニュー項目があります。プリセットメニューを利用すれば、様々な設定内容に名前を付けて保存しメニュー項目としていつでも簡単に再生できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。
また「このプラグインについて…」メニュー項目を選択すると使用中の XtreamPath3 のバージョンを確認できます。

注意:XtreamPath3 効果(非フィルター)ブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>アピアランスを分割」メニューコマンドによって分割してください。分割しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。出稿時などには XtreamPath3 効果オブジェクトは前もって分割しておくことをお勧めします。

ヒント1:オブジェクトがどの効果(非フィルター)で作成されたかは Illustrator の「アピアランス」パネルで確認できます。
また「アピアランス」パネルの「 XtreamPath3: …」効果のエントリをクリックすると選択中のオブジェクトの設定状態で専用ダイアログボックスが開きます。

ヒント2Illustrator>環境設定>一般>「線幅と効果も拡大・縮小」オプションにも対応しています。
これにより効果を適用したオブジェクトのバウンディングボックスを拡大・縮小した場合に、アピアランスも同率で拡大・縮小されます。(相似形を保ちます)

effect_smartround

XtreamPath3: スマートに角丸め 効果

インデクス ] [ 効果/フィルター機能全般

 

概要:

選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)のコーナーをきれいに丸めます。
山角(凸)部と谷角(凹)部の丸めサイズはそれぞれに指定できます。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。
Illustrator の「アピアランスを分割」コマンドや「ブレンド」コマンドなども有効です。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できます。

効果版とフィルター版との違い

<効果版>
テキスト・オブジェクトにも適用できる。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新される。
Illustrator の「ブレンド」に対応している。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できる。
<フィルター版>
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能。
選択角のみを丸めることができる「スマートに角丸め(選択角)フィルター」がある。

基本操作例:

    サンプルファイル effect_smartround_01.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. ドキュメント上に「春夏秋冬」とタイプしたテキストオブジェクト(角ゴまたは明朝で)を配し、フォントサイズを 72 pt とする。
  3. テキストオブジェクトを選択する。
  4. 「 Illustrator >効果> XtreamPath3 > スマートに角丸め…」メニューを選択する。( Illustrator の「アピアランス」パネル下段にある「fx.」アイコンのメニューからもアクセスできます。)
  5. 「 XtreamPath3: スマートに角丸め 効果」というタイトルのダイアログボックスが開く。開くと同時に効果が適用されます。
  6. ダイアログボックス左下にあるポップアップリストから「初期設定」を選択する。「プレビュー」はチェックされていることを確認する。
  7. 「山角部の面取り最大値」がチェックされていることを確認して入力欄を 3 pt 、「谷角部の面取り最大値」がチェックされていることを確認して入力欄を 1.5 pt にする。オブジェクトの凹凸部の丸め加減を確認してください。
  8. 「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
  9. Illustrator の「文字」パネルを用いてテキストオブジェクトの文字属性を変更してみる。

    効果を編集する手順は以下の通り Illustrator の効果の場合と同様です。

  10. Illustrator の「アピアランス」パネルを開く。
  11. 効果適用済みテキストオブジェクトを選択して①、「アピアランス」パネルの「XtreamPath3 スマートに角丸め…」のエントリをクリックする②。
  12. 選択オブジェクト作成時の設定で 「XtreamPath3: スマートに角丸め 効果」ダイアログボックスが開きます③。
    (下図の作例は別)




  13. 後続の「ダイアログボックスの設定項目について」を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
  14. 決まったら「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じる。

注意:XtreamPath3 効果ブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>アピアランスを分割」メニューコマンドによって分割してください。分割しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。出稿時などには XtreamPath3 効果オブジェクトは前もって分割しておくことをお勧めします。

ヒント1:効果を取り消すには「アピアランス」パネルで「XtreamPath3 スマートに角丸め…」のエントリを削除します。

ヒント2Illustrator>環境設定>一般>「線幅と効果も拡大・縮小」オプションにも対応しています。
これにより効果を適用したオブジェクトのバウンディングボックスを拡大・縮小した場合に、アピアランスも同率で拡大・縮小されます。(相似形を保ちます)

ダイアログボックスの設定項目について:

[複合パス内を結合する]チェックボックス【XtreamPath3新機能】 // 2025.04:更新
複合パス内のパスどうしの重なりを結合します。
たとえばテキストオブジェクトの文字フォントを構成する複合パスを結合(重なりを解消)したうえで効果を適用します。
バリアブルフォントのテキストなどに有効です。

[スピン入力刻み量]ラジオボタン
以下の「山角部の面取り最大値」および「谷角部の面取り最大値」の入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を指定します。

[山角部の面取り最大値]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凸コーナー(※)を丸める際の頂点からの最大長さを指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。【XtreamPath3新機能】
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

[谷角部の面取り最大値]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凹コーナー(※)を丸める際の頂点からの最大長さを指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。【XtreamPath3新機能】
「同率に」チェックボックスが選択されていると、「山角部の面取り最大値」を変更したときに「谷角部の面取り最大値 」もそのときの比率を保つように増減します。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

※ コーナーの凹凸判定はワインディング規則に従います。「ワインディング規則」に関しては Illustrator のヘルプをお読みください。

[曲率の制約]チェックボックス
角丸めがセグメントに及ぼす限界曲率の制限を緩めます。面取り最大値が過大な場合に、期待しない結果になることがありますので原則としてこのチェックボックスは選択状態にしておいてください。

[対象角の最大値(°)]値入力
コーナーでの接線の角度がこの値以下のものに効果が及びます。逆にこの角度より大きなコーナーは対象外となります。通常はデフォルトのままにしておいてください。

[境界線を隠す/表示]ボタン【XtreamPath3新機能】
適用対象としているオブジェクトの境界線の表示を隠したり表示したりできます。クリックごとにトグル動作します。
特に対象がアウトライン化したテキストの場合に効果の適用加減が確認し易くなります。
ダイアログボックスを閉じるとドキュメントの設定状態に戻ります。

[リセット]ボタン
ダイアログボックスの設定を初期化します。この動作は「プリセット」ポップアップメニューの「初期設定」項目を選択するのと等価です。

[プリセット]ポップアップメニュー(ダイアログボックス左下位置)
ダイアログボックスの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

[プレビュー]チェックボックス
選択時にはダイアログボックス設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[OK]ボタン
設定を決定してダイアログボックスを閉じます。
optionキー(Mac)またはAltキー(Windows)を併用すれば、結果のライブオブジェクトにIllustratorのメニューコマンド「オブジェクト>アピアランスを分割」を適用します。ただし、結果のライブ効果は失われます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

filter_smartround

XtreamPath3: スマートに角丸め フィルター

インデクス ] [ 効果/フィルター機能全般
 

概要:

選択オブジェクト(パスおよびそのグループ)のコーナーをきれいに丸めます。
山角(凸)部と谷角(凹)部の丸めサイズはそれぞれに指定できます。
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能です。

※「スマートに角丸め 効果」との違い

<効果版>
テキスト・オブジェクトにも適用できる。
テキスト・オブジェクトにも適用できる。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新される。
Illustrator の「ブレンド」に対応している。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できる。
<フィルター版>
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能。
選択角のみを丸めることができる「スマートに角丸め(選択角)フィルター」がある。

基本操作例:

    サンプルファイル filter_smartround_01.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. ドキュメント上に「春夏秋冬」とタイプしたテキストオブジェクト(角ゴまたは明朝で)を配し、フォントサイズを 72 pt とする。
  3. テキストオブジェクトをアウトライン化する。「 Illustrator >効果> XtreamPath3 」メニューにある「スマートに角丸め 効果」ならテキストオブジェクトのまま適用できます。
  4. オブジェクトを選択状態にしておく。
  5. 「 Illustrator >オブジェクト>フィルター> XtreamPath3 > スマートに角丸め…」メニューを選択する。
  6. 「XtreamPath3: スマートに角丸め フィルター」というタイトルのダイアログボックスが開く。開くと同時にフィルターが適用されます。
  7. ダイアログボックス左下にあるポップアップリストから「初期設定」を選択する。「プレビュー」はチェックされていることを確認する。
  8. 「山角部の面取り最大値」がチェックされていることを確認して入力欄を 3 pt 、「谷角部の面取り最大値」がチェックされていることを確認して入力欄を 1.5 pt にする。オブジェクトの凹凸部の丸め加減を確認してください。
  9. 後続の「ダイアログボックスの設定項目について」を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
  10. 決まったら「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じる。

ダイアログボックスの設定項目について:

[複合パス内を結合する]チェックボックス【XtreamPath3新機能】 // 2025.04:更新
複合パス内のパスどうしの重なりを結合します。

[スピン入力刻み量]ラジオボタン
以下の「山角部の面取り最大値」および「谷角部の面取り最大値」の入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を指定します。

[山角部の面取り最大値]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凸コーナー(※)を丸める際の頂点からの最大長さを指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。【XtreamPath3新機能】
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

[谷角部の面取り最大値]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凹コーナー(※)を丸める際の頂点からの最大長さを指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。【XtreamPath3新機能】
「同率に」チェックボックスが選択されていると、「山角部の面取り最大値」を変更したときに「谷角部の面取り最大値 」もそのときの比率を保つように増減します。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

※ コーナーの凹凸判定はワインディング規則に従います。「ワインディング規則」に関しては Illustrator のヘルプをお読みください。

[曲率の制約]チェックボックス
角丸めがセグメントに及ぼす限界曲率の制限を緩めます。面取り最大値が過大な場合に、期待しない結果になることがありますので原則としてこのチェックボックスは選択状態にしておいてください。

[対象角の最大値(°)]値入力
コーナーでの接線の角度がこの値以下のものに効果が及びます。逆にこの角度より大きなコーナーは対象外となります。通常はデフォルトのままにしておいてください。

[境界線を隠す/表示]ボタン【XtreamPath3新機能】
適用対象としているオブジェクトの境界線の表示を隠したり表示したりできます。クリックごとにトグル動作します。
特に対象がアウトライン化したテキストの場合に効果の適用加減が確認し易くなります。
ダイアログボックスを閉じるとドキュメントの設定状態に戻ります。

[リセット]ボタン
ダイアログボックスの設定を初期化します。この動作は「プリセット」ポップアップメニューの「初期設定」項目を選択するのと等価です。

[プリセット]ポップアップメニュー(ダイアログボックス左下位置)
ダイアログボックスの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

[プレビュー]チェックボックス
選択時にはダイアログボックス設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[OK]ボタン
設定を決定してダイアログボックスを閉じます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

filter_smartround_sc

XtreamPath3: スマートに角丸め (選択角)フィルター

インデクス ] [ 効果/フィルター機能全般

 

概要:

オブジェクト(パスおよびそのグループ)のうち選択されたコーナーだけをきれいに丸めます。
山角(凸)部と谷角(凹)部の丸めサイズはそれぞれに指定できます。
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能です。

※「スマートに角丸め 効果」との違い

<効果版>
テキスト・オブジェクトにも適用できる。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新される。
Illustrator の「ブレンド」に対応している。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できる。
<フィルター版>
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能。
選択角のみを丸めることができる当フィルター「スマートに角丸め(選択角)フィルター」がある。

基本操作例:

サンプルファイル filter_smartround_sc_01.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. ドキュメント上に「春夏秋冬」とタイプしたテキストオブジェクト(角ゴまたは明朝で)を配し、フォントサイズを 72 pt とする。
  3. テキストオブジェクトをアウトライン化する。
  4. アウトラインパス全体のうちおよそ上半分のアンカーポイントを選択する。(ダイレクト選択ツールをドラッグして上半分を長方形で囲む)
  5. 「 Illustrator >オブジェクト>フィルター> XtreamPath3 > スマートに角丸め(選択角)…」メニューを選択する。
  6. 「XtreamPath3: スマートに角丸め(選択角) フィルター」というタイトルのダイアログボックスが開く。開くと同時にフィルターが適用されます。
  7. ダイアログボックス左下にあるポップアップリストから「初期設定」を選択する。「プレビュー」はチェックされていることを確認する。
  8. 「山角部の面取り最大値」がチェックされていることを確認して入力欄を 3 pt 、「谷角部の面取り最大値」がチェックされていることを確認して入力欄を 1.5 pt にする。「春夏秋冬」のパスのうち選択した上半分のコーナーだけにフィルターが適用されていることを確認してください。
  9. 後続の「ダイアログボックスの設定項目について」を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
  10. 決まったら「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じる。

ダイアログボックスの設定項目について:

[スピン入力刻み量]ラジオボタン
以下の「山角部の面取り最大値」および「谷角部の面取り最大値」の入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を指定します。

[山角部の面取り最大値]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凸コーナー(※)を丸める際の頂点からの最大長さを指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。【XtreamPath3新機能】
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

[谷角部の面取り最大値]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凹コーナー(※)を丸める際の頂点からの最大長さを指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。【XtreamPath3新機能】
「同率に」チェックボックスが選択されていると、「山角部の面取り最大値」を変更したときに「谷角部の面取り最大値 」もそのときの比率を保つように増減します。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

※ コーナーの凹凸判定はワインディング規則に従います。「ワインディング規則」に関しては Illustrator のヘルプをお読みください。

[曲率の制約]チェックボックス
角丸めがセグメントに及ぼす限界曲率の制限を緩めます。面取り最大値が過大な場合に、期待しない結果になることがありますので原則としてこのチェックボックスは選択状態にしておいてください。

[対象角の最大値(°)]値入力
コーナーでの接線の角度がこの値以下のものに効果が及びます。逆にこの角度より大きなコーナーは対象外となります。通常はデフォルトのままにしておいてください。

[境界線を隠す/表示]ボタン【XtreamPath3新機能】
適用対象としているオブジェクトの境界線の表示を隠したり表示したりできます。クリックごとにトグル動作します。
特に対象がアウトライン化したテキストの場合に効果の適用加減が確認し易くなります。
ダイアログボックスを閉じるとドキュメントの設定状態に戻ります。

[リセット]ボタン
ダイアログボックスの設定を初期化します。この動作は「プリセット」ポップアップメニューの「初期設定」項目を選択するのと等価です。

[プリセット]ポップアップメニュー(ダイアログボックス左下位置)
ダイアログボックスの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

[プレビュー]チェックボックス
選択時にはダイアログボックス設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[OK]ボタン
設定を決定してダイアログボックスを閉じます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

effect_offsetround

XtreamPath3: 強い墨だまり・かすれ 効果

【XtreamPath3新機能】

インデクス ] [ 効果/フィルター機能全般

 

概要:

選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)に「XtreamPath3:スマートに角丸め...」効果を超えた墨だまりやかすれの効果を加えます。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。
Illustrator の「アピアランスを分割」コマンドや「ブレンド」コマンドなども有効です。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できます。

効果版とフィルター版との違い

<効果版>
テキスト・オブジェクトにも適用できる。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新される。
Illustrator の「ブレンド」に対応している。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できる。
<フィルター版>
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能。
大量オブジェクトに適した「強い墨だまり・かすれ(高速モード)」がある。

基本操作例:

    サンプルファイル effect_offsetround.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. ドキュメント上に「春夏秋冬」とタイプしたテキストオブジェクト(なるべく明朝体で)を配し、フォントサイズを 72 pt とする。
  3. テキストオブジェクトを選択する。
  4. 「 Illustrator >効果> XtreamPath3 > 強い墨だまり・かすれ…」メニューを選択する。( Illustrator の「アピアランス」パネル下段にある「fx.」アイコンのメニューからもアクセスできます。)
  5. 「 XtreamPath3: 強い墨だまり・かすれ 効果」というタイトルのダイアログボックスが開く。開くと同時に効果が適用されます。
  6. ダイアログボックス左下にあるポップアップリストから「初期設定」を選択する。「プレビュー」はチェックされていることを確認する。
  7. 「スピン入力刻み量」で「0.01」を選択し、「山角部の面取り半径」および「谷角部の面取り半径」をそれぞれのスピン入力で 0.01 刻みで増加させながらオブジェクトの変化の様子を見る。
  8. 基の書体で独立していたパーツ(パス)が癒着するような外形になったら「複合パス内でのパスどうしの干渉」のチェックをオン/オフして外形がどう変化するかを確認する。
  9. 「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
  10. Illustrator の「文字」パネルを用いてテキストオブジェクトの文字属性を変更してみる。

    効果を編集する手順は以下の通り Illustrator の効果の場合と同様です。

  11. Illustrator の「アピアランス」パネルを開く。
  12. 効果適用済みテキストオブジェクトを選択して①、「アピアランス」パネルの「XtreamPath3 強い墨だまり・かすれ…」のエントリをクリックする②。
  13. 選択オブジェクト作成時の設定で 「XtreamPath3: 強い墨だまり・かすれ 効果」ダイアログボックスが開きます③。
    (下図の作例は別)




  14. 後続の「ダイアログボックスの設定項目について」を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
  15. 決まったら「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じる。

注意:XtreamPath3 効果ブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>アピアランスを分割」メニューコマンドによって分割してください。分割しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。出稿時などには XtreamPath3 効果オブジェクトは前もって分割しておくことをお勧めします。

ヒント1:効果を取り消すには「アピアランス」パネルで「XtreamPath3 強い墨だまり・かすれ…」のエントリを削除します。

ヒント2Illustrator>環境設定>一般>「線幅と効果も拡大・縮小」オプションにも対応しています。
これにより効果を適用したオブジェクトのバウンディングボックスを拡大・縮小した場合に、アピアランスも同率で拡大・縮小されます。(相似形を保ちます)

ヒント3:選択オブジェクトのデータ量が多く処理が重い場合にはフィルター版の「強い墨だまり・かすれ(高速モード)」をお試しください。

ダイアログボックスの設定項目について:

[複合パス内を結合する]チェックボックス // 2025.04:更新
複合パス内のパスどうしの重なりを結合します。
たとえばテキストオブジェクトの文字フォントを構成する複合パスを結合(重なりを解消)したうえで効果を適用します。
バリアブルフォントのテキストなどに有効です。Live効果ですので適用後のフォントの属性変更にも追随できます。

[スピン入力刻み量]ラジオボタン
以下の「山角部の面取り半径」、「谷角部の面取り半径」および「細く (ー) /太く (+) 」の入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を指定します。

[山角部の面取り半径]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凸コーナー(※)を丸める際の半径を指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

注意:「スマートに角丸め 効果」と異なり「強い墨だまり・かすれ 効果」では「山角部の面取り半径」によっては隣り合ったパスのセグメントが食い合うように作用しますので半径が大きくなるにつれそれより細いパスの先端部は溶けるように変形します。

ヒント:選択オブジェクトによっては「山角部の面取り半径」の僅かな差によって形状が大きく変わることがありますので「スピン入力刻み量」を適宜選択してスピン入力で微調整を試みてください。

[山角部の面取り半径: ランダム]チェックボックス/値入力/スライダー
「山角部の面取り半径」の値を最大値としてランダムに増減します。増減の加減は値入力またはスライダーでパーセント指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
ただし「複合パス内でのパスどうしの干渉」がオフの場合にはランダムは無効になります。

[谷角部の面取り半径]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凹コーナー(※)を丸める際の半径を指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。
「同率に」チェックボックスが選択されていると、「山角部の面取り最大値」を変更したときに「谷角部の面取り最大値 」もそのときの比率を保つように増減します。
また、面取り最大値入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

注意:「スマートに角丸め 効果」と異なり「強い墨だまり・かすれ 効果」では「谷角部の面取り半径」によっては狭い領域は潰れて変形することがあります。

ヒント:選択オブジェクトによっては「谷角部の面取り半径」の僅かな差によって形状が大きく変わることがありますので「スピン入力刻み量」を適宜選択してスピン入力で微調整を試みてください。

[谷角部の面取り半径: ランダム]チェックボックス/値入力/スライダー
「谷角部の面取り半径」の値を最大値としてランダムに増減します。増減の加減は値入力またはスライダーでパーセント指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
ただし「複合パス内でのパスどうしの干渉」がオフの場合にはランダムは無効になります。

※ コーナーの凹凸判定はワインディング規則に従います。「ワインディング規則」に関しては Illustrator のヘルプをお読みください。

[細く (ー) /太く (+) ]チェックボックス/値入力
オブジェクトの太さを絶対指定量だけ減少(マイナス値の場合)または増加(プラス値の場合)させます。(比率による縮小/拡大ではありません)
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

ヒント:選択オブジェクトによっては「細く (ー) /太く (+) 」の僅かな差によって形状が大きく変わることがありますので「スピン入力刻み量」を適宜選択してスピン入力で微調整を試みてください。

[細く (ー) /太く (+): ランダム]チェックボックス/値入力/スライダー
「細く (ー) /太く (+)」の値を最小値(マイナス値の場合)または最大値(プラス値の場合)としてランダムに増減します。増減の加減は値入力またはスライダーでパーセント指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
ただし「複合パス内でのパスどうしの干渉」がオフの場合にはランダムは無効になります。

[複合パス内でのパスどうしの干渉]チェックボックス
特に「谷角部の面取り半径」が大きい場合には複合パス内でのパスどうしが干渉して外形的には癒着するように見えます。 その場合に当チェックボックスをオフにすると干渉が消えます。
ただしオフの場合には各ランダム指定は無効になります。

[乱数列変更]ボタン
各「ランダム」値が非ゼロのときにこのボタンをクリックすれば新たな不規則さで効果を更新します。

[境界線を隠す/表示]ボタン
適用対象としているオブジェクトの境界線の表示を隠したり表示したりできます。ボタンはクリックごとにトグル動作します。
特に対象がアウトライン化したテキストの場合に効果の適用加減が確認し易くなります。
ダイアログボックスを閉じるとドキュメントの設定状態に戻ります。

[リセット]ボタン
ダイアログボックスの設定を初期化します。この動作は「プリセット」ポップアップメニューの「初期設定」項目を選択するのと等価です。

[プリセット]ポップアップメニュー(ダイアログボックス左下位置)
ダイアログボックスの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

[プレビュー]チェックボックス
選択時にはダイアログボックス設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[OK]ボタン
設定を決定してダイアログボックスを閉じます。
optionキー(Mac)またはAltキー(Windows)を併用すれば、結果のライブオブジェクトにIllustratorのメニューコマンド「オブジェクト>アピアランスを分割」を適用します。ただし、結果のライブ効果は失われます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

filter_offsetround

XtreamPath3: 強い墨だまり・かすれ フィルター / 強い墨だまり・かすれ(高速モード)フィルター

【XtreamPath3新機能】

インデクス ] [ 効果/フィルター機能全般
 

概要:

選択オブジェクト(パスおよびそのグループ)に「XtreamPath3:スマートに角丸め...」フィルターを超えた墨だまりやかすれの効果を加えます。
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能です。

※「強い墨だまり・かすれ 効果」との違い

<効果版>
テキスト・オブジェクトにも適用できる。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新される。
Illustrator の「ブレンド」に対応している。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できる。
<フィルター版>
Illustrator の「アクション」による記録/再生が可能。
大量オブジェクトの場合に適した「強い墨だまり・かすれ(高速モード) フィルター」がある。

基本操作例:

    サンプルファイル filter_offsetround.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. ドキュメント上に「春夏秋冬」とタイプしたテキストオブジェクト(角ゴまたは明朝で)を配し、フォントサイズを 72 pt とする。
  3. テキストオブジェクトをアウトライン化する。「 Illustrator >効果> XtreamPath3 」メニューにある「強い墨だまり・かすれ 効果」ならテキストオブジェクトのまま適用できます。
  4. オブジェクトを選択状態にしておく。
  5. 「 Illustrator >オブジェクト>フィルター> XtreamPath3 > 強い墨だまり・かすれ…」メニューを選択する。(高速モードの方ではありません)
  6. 「XtreamPath3: 強い墨だまり・かすれ フィルター」というタイトルのダイアログボックスが開く。開くと同時にフィルターが適用されます。
  7. ダイアログボックス左下にあるポップアップリストから「初期設定」を選択する。「プレビュー」はチェックされていることを確認する。
  8. 「スピン入力刻み量」で「0.01」を選択し、「山角部の面取り半径」および「谷角部の面取り半径」をそれぞれのスピン入力で 0.01 刻みで増加させながらオブジェクトの変化の様子を見る。
    この時、「境界線を隠す」ボタンをクリックすると選択中のパスの境界線が消えて効果のかかり具合がわかり易くなります。
  9. 基の書体で独立していたパーツ(パス)が癒着するような外形になったら「複合パス内でのパスどうしの干渉」のチェックをオン/オフして外形がどう変化するかを確認する。
  10. 後続の「ダイアログボックスの設定項目について」を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
  11. 決まったら「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じる。

ダイアログボックスの設定項目について:

[複合パス内を結合する]チェックボックス // 2025.04:更新
複合パス内のパスどうしの重なりを結合します。

[スピン入力刻み量]ラジオボタン
以下の「山角部の面取り半径」、「谷角部の面取り半径」および「細く (ー) /太く (+) 」の入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を指定します。

[山角部の面取り半径]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凸コーナー(※)を丸める際の半径を指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

注意:「スマートに角丸め フィルター」と異なり「強い墨だまり・かすれ 効果 フィルター」では「山角部の面取り半径」によっては隣り合ったパスのセグメントが食い合うように作用しますので半径が大きくなるにつれそれより細いパスの先端部は溶けるように変形します。

ヒント:選択オブジェクトによっては「山角部の面取り半径」の僅かな差によって形状が大きく変わることがありますので「スピン入力刻み量」を適宜選択してスピン入力で微調整を試みてください。

[山角部の面取り半径: ランダム]チェックボックス/値入力/スライダー(高速モードでは無効)
「山角部の面取り半径」の値を最大値としてランダムに増減します。増減の加減は値入力またはスライダーでパーセント指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
ただし「複合パス内でのパスどうしの干渉」がオフの場合にはランダムは無効になります。

[谷角部の面取り半径]チェックボックス/値入力
オブジェクトの凹コーナー(※)を丸める際の半径を指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。
「同率に」チェックボックスが選択されていると、「山角部の面取り最大値」を変更したときに「谷角部の面取り最大値 」もそのときの比率を保つように増減します。
また、面取り最大値入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

注意:「スマートに角丸め フィルター」と異なり「強い墨だまり・かすれ フィルター」では「谷角部の面取り半径」によっては狭い領域は潰れて変形することがあります。

ヒント:選択オブジェクトによっては「谷角部の面取り半径」の僅かな差によって形状が大きく変わることがありますので「スピン入力刻み量」を適宜選択してスピン入力で微調整を試みてください。

[谷角部の面取り半径: ランダム]チェックボックス/値入力/スライダー(高速モードでは無効)
「谷角部の面取り半径」の値を最大値としてランダムに増減します。増減の加減は値入力またはスライダーでパーセント指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
ただし「複合パス内でのパスどうしの干渉」がオフの場合にはランダムは無効になります。

※ コーナーの凹凸判定はワインディング規則に従います。「ワインディング規則」に関しては Illustrator のヘルプをお読みください。

[細く (ー) /太く (+) ]チェックボックス/値入力
オブジェクトの太さを絶対指定量だけ減少(マイナス値の場合)または増加(プラス値の場合)させます。(比率による縮小/拡大ではありません)
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
また、入力時のステッパー(スピンコントロール)および上下矢印キーの1ストロークの増減量を「スピン入力刻み量」で選択できます。

ヒント:選択オブジェクトによっては「細く (ー) /太く (+) 」の僅かな差によって形状が大きく変わることがありますので「スピン入力刻み量」を適宜選択してスピン入力で微調整を試みてください。

[細く (ー) /太く (+): ランダム]チェックボックス/値入力/スライダー(高速モードでは無効)
「細く (ー) /太く (+)」の値を最小値(マイナス値の場合)または最大値(プラス値の場合)としてランダムに増減します。増減の加減は値入力またはスライダーでパーセント指定します。
チェックボックスにより値入力をそのままに適用のオンオフを切り替えることができます。
ただし「複合パス内でのパスどうしの干渉」がオフの場合にはランダムは無効になります。

[複合パス内でのパスどうしの干渉]チェックボックス(高速モードでは常にオン)
特に「谷角部の面取り半径」が大きい場合には複合パス内でのパスどうしが干渉して外形的には癒着するように見えます。 その場合に当チェックボックスをオフにすると干渉が消えます。
ただしオフの場合には各ランダム指定は無効になります。

[乱数列変更]ボタン(高速モードでは無効)
各「ランダム」値が非ゼロのときにこのボタンをクリックすれば新たな不規則さで効果を更新します。

[境界線を隠す/表示]ボタン
適用対象としているオブジェクトの境界線の表示を隠したり表示したりできます。ボタンはクリックごとにトグル動作します。
特に対象がアウトライン化したテキストの場合に効果の適用加減が確認し易くなります。
ダイアログボックスを閉じるとドキュメントの設定状態に戻ります。

[リセット]ボタン
ダイアログボックスの設定を初期化します。この動作は「プリセット」ポップアップメニューの「初期設定」項目を選択するのと等価です。

[プリセット]ポップアップメニュー(ダイアログボックス左下位置)
ダイアログボックスの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

[プレビュー]チェックボックス
選択時にはダイアログボックス設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[OK]ボタン
設定を決定してダイアログボックスを閉じます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

effect_blowing

XtreamPath3: ブロー 効果

インデクス ] [ 効果/フィルター機能全般

 

概要:

選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)にそれが風に吹かれているかのような変形効果を与えます。疾走感や溶解、削り出しのような表現も可能です。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。
Illustrator の「アピアランスを分割」コマンドや「ブレンド」コマンドなども有効です。
Illustrator の「グラフィックスタイル」パネルに登録できます。

基本操作例:

サンプルファイル effect_blowing_01.ai, effect_blowing_02.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. ドキュメント上に「XtreamPath3」とタイプしたテキストオブジェクトを配し、フォントサイズを 72 pt 、線無しとする。
  3. テキストオブジェクトを選択する。
  4. 「 Illustrator >効果> XtreamPath3 > ブロー…」メニューを選択する。( Illustrator の「アピアランス」パネル下段にある「fx.」アイコンのメニューからもアクセスできます。)
  5. 「 XtreamPath3: ブロー 効果」というタイトルのダイアログボックスが開く。開くと同時に効果が適用されます。
  6. ダイアログボックス左下にあるポップアップリストから「初期設定」を選択する。「プレビュー」はチェックされていることを確認する。
  7. 「方向」を 180° 、「ヘッド」のチェックを外した状態で「密度(量/in)」を 20 ~ 30 程度で増減させて効果を確認する。
  8. 「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。
  9. Illustrator の「文字」パネルを用いてテキストオブジェクトの文字属性を変更してみる。

    効果を編集する手順は以下の通り Illustrator の効果の場合と同様です。

  10. Illustrator の「アピアランス」パネルを開く。
  11. 効果適用済みテキストオブジェクトを選択して①、「アピアランス」パネルの「XtreamPath3 ブロー…」のエントリをクリックする②。
  12. 選択オブジェクト作成時の設定で 「XtreamPath3: ブロー 効果」ダイアログボックスが開きます③。
    (下図の作例は別)


  13. 後続の「ダイアログボックスの設定項目について」を参照してパネルの設定項目を変更してみる。
  14. 決まったら「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じる。

注意:XtreamPath3 効果ブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>アピアランスを分割」メニューコマンドによって分割してください。分割しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。出稿時などには XtreamPath3 効果オブジェクトは前もって分割しておくことをお勧めします。

ヒント1:効果を取り消すには「アピアランス」パネルで「XtreamPath3 ブロー…」のエントリを削除します。

ヒント2Illustrator>環境設定>一般>「線幅と効果も拡大・縮小」オプションにも対応しています。
これにより効果を適用したオブジェクトのバウンディングボックスを拡大・縮小した場合に、アピアランスも同率で拡大・縮小されます。(相似形を保ちます)

ダイアログボックスの設定項目について:

ここではオブジェクトに風を吹き付けた結果、吹き流しの線(効果線)が生じている様子をイメージしてください。

[方向(°)]値入力/円形スライダー
風が吹いてくる方向を角度で指定します。

[密度(量/in)]値入力/スライダー
効果線の密度を1インチ当たりの量として指定します。

[ヘッド]グループ
風の当たる側の効果線のサイズと鋭さを指定します。

[テール]グループ
風の抜ける側の効果線のサイズと鋭さを指定します。

[ランダム(%)]値入力/スライダー
効果線のサイズと幅の不規則さ加減を指定します。

[乱数列変更]ボタン
「ランダム」値が非ゼロのときにこのボタンをクリックすれば新たな不規則さで効果を更新します。

[境界線を隠す/表示]ボタン【XtreamPath3新機能】
適用対象としているオブジェクトの境界線の表示を隠したり表示したりできます。ボタンはクリックごとにトグル動作します。
特に対象がアウトライン化したテキストの場合に効果の適用加減が確認し易くなります。
ダイアログボックスを閉じるとドキュメントの設定状態に戻ります。

[リセット]ボタン
ダイアログボックスの設定を初期化します。この動作は「プリセット」ポップアップメニューの「初期設定」項目を選択するのと等価です。

[プリセット]ポップアップメニュー(ダイアログボックス左下位置)
ダイアログボックスの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

[プレビュー]チェックボックス
選択時にはダイアログボックス設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[OK]ボタン
設定を決定してダイアログボックスを閉じます。
optionキー(Mac)またはAltキー(Windows)を併用すれば、結果のライブオブジェクトにIllustratorのメニューコマンド「オブジェクト>アピアランスを分割」を適用します。ただし、結果のライブ効果は失われます。

[キャンセル]ボタン
設定をキャンセルしてダイアログボックスを閉じます。

live_general

XtreamPath3: ライブ( Live )機能全般

インデクス

 

概要:

XtreamPath3 のライブ( Live )機能とは「 Illustrator >ウィンドウ> XtreamPath3 > Live …」メニューコマンドによるものです。

メニューを選ぶと、「XtreamPath3: Live … 」のタイトルを持つパネルが現れます。この専用パネルを用いて XtreamPath3 ライブオブジェクトを作成します。
XtreamPath3 ライブオブジェクトは、オブジェクトの色や線の属性、形状などを変えてもそれに合わせて効果を更新します。

※ 各ページの説明にある「バウンディングボックス」とはオブジェクトを囲む最小長方形(線指定は考慮しない)のことです。テキストの場合は全字形を囲む最小長方形を指します。

注意:PC 環境によっては「 Illustrator >表示> GPU でプレビュー」メニューを選択していると再描画に時間を要することがあります。その場合には「 Illustrator > 表示 > CPU でプレビュー」メニューに切り換えてください。なお、GPU パフォーマンス自体のオン/オフは Illustrator の環境設定でおこなうことができます。

共通インターフェイス:

「 XtreamPath3: Live … 」パネルには次の共通インターフェイスがあります。

[適用]ボタン
[解除]ボタン
[拡張]ボタン
[ライブアップデート]チェックボックス
[?]ボタン
[パネル・メニュー](パネルタイトルの右端にあります)

「適用」ボタンは、オブジェクトに対して初めて効果を適用したり、「ライブアップデート」が非チェックの場合に使います。

注意:異なる「 XtreamPath3: Live …」どうしの多重適用はできません。いったん「解除」するか「拡張」してください。

「ライブアップデート」がチェックされていると、パネルの設定変更がリアルタイムに適用オブジェクトに反映されます。更新に時間がかかるとき以外はチェックしておいてください。
「ライブアップデート」非チェック時にパネルの設定変更を結果に反映させるには、その都度「適用」ボタンを押す必要があります。ただしオブジェクトの編集に対する更新は常に自動で行われます。
「適用」を取り消すには「解除」ボタンを押します。
XtreamPath3 ライブオブジェクトを選択して「拡張」ボタンを押すと、視覚効果はそのままで普通のグループオブジェクトになります。結果としてすべてのパスが直接編集可能になりますが Live 機能は失います。
「 XtreamPath3: Live …」適用オブジェクトは「 Illustrator > オブジェクト>分割・拡張…」メニューコマンドによっても拡張できます。
いったん「拡張」したオブジェクトに対してそれを作成したパネルで設定を変えても効果はありません。

注意:XtreamPath3 ライブオブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>分割・拡張...」メニューコマンド(※)によって拡張してください。拡張しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。出稿時などには XtreamPath3 ライブオブジェクトは前もって拡張しておくことをお勧めします。
※ Illustrator の「分割・拡張...」コマンドが使用できない場合(パスの線のプロファイルが均一でない場合など)には、あらかじめ「XtreamPath3: Live ... 」パネルの「拡張」ボタンによって拡張しておいてください。

「?」ボタンを押すとヘルプパネルを表示し該当ページへジャンプします。また任意の「 XtreamPath3: Live ... 」を適用したオブジェクトを選択して option / alt キーを押しながら「?」ボタンをクリックすると、それを作成したパネルが開きます。

ヒント:選択オブジェクトにどの「 XtreamPath3 : Live …」が適用されているかは Illustrator の「アピアランス」パネルで確認できます。「 Illustrator > ウィンドウ > XtreamPath3 >選択Liveオブジェクトの編集」メニューによっても該当パネルを開くことができます。

「パネル・メニュー」にはプリセットメニュー項目があります。プリセットメニューを利用すれば、様々な設定内容に名前を付けて保存しメニュー項目としていつでも簡単に再生できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。
また「このプラグインについて…」メニュー項目を選択すると使用中の XtreamPath3 のバージョンを確認できます。

live_blurredpath

XtreamPath3: Live フチをぼかす

インデクス ] [ ライブ( Live )機能全般

 

概要:

選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)の輪郭を背景に融け込むようにぼかします。
ボケ足の位置や方向は塗り領域に対してコントロールできます。
ボケ足の幅と色はオブジェクトの「線」の指定に従います。(指定の無い場合はデフォルト値を採用)
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。

注意: PC 環境によっては「 Illustrator >表示> GPU でプレビュー」メニューを選択していると再描画に時間を要することがあります。その場合には「 Illustrator > 表示 > CPU でプレビュー」メニューに切り換えてください。なお、GPU パフォーマンス自体のオン/オフは Illustrator の環境設定でおこなうことができます。

基本操作例:


    サンプルファイル live_blurredpath_01.ai 参照(XtreamPath 文字は上から外側、内側、中央フチぼかし)
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. 「 Illustrator >ウィンドウ> XtreamPath3 > Live フチをぼかす」メニューを選択する。 「XtreamPath3: Live フチをぼかす」というタイトルのパネルが開く。
  3. ドキュメント上に「Ai」とタイプしたテキストオブジェクト(ここでは Times Bold Italic)を配し、フォントサイズを 128 pt、塗り色は白、線色は赤、線幅を 12 pt とする。ボケ足の幅はオブジェクトの線幅で、ボケ足はオブジェクトの線の幅とカラーで決まります。
    「Live フチをぼかす」パネルの「自動線スタイル」にチェックが入って入れば線の「先端」や「角の形状」を指定する必要はありません。

  4. テキストオブジェクトを選択状態にする。
  5. パネル・メニュー(パネル右上)から「初期設定」を選択する。
  6. パネルの「適用」ボタンをクリックする。
    パネルの「配置」設定が「外側」になっていることを確認してください。このときボケ足がテキスト輪郭の外側になります
  7. Illustrator の「線」パネルを用いて線幅を変更するとボケ足の幅がそれに応じて変わります。

  8. パネルの「階調カーブ」を変更してみます。

  9. 階調カーブを -100 % としコントラストを変更してみます。

  10. パネルの「塗りの不透明度」を変更してみます。



  11. パネルの「配置」を「内側」とし、 Illustrator の「文字」パネルでトラッキングを -200 にして文字どうしが重なるようにする。
    このときパネルの「塗り領域への干渉を消す」が ON の場合と OFF の場合を比較します。

  12. 同様にパネルの「配置」が「中央」の場合も比較してみる。

  13. ドキュメント上のテキストオブジェクトを変更してみる。
    文字やフォントを変更してみてください。
  14. 次項を参照してパネルの設定項目を変更してみる。

パネルの設定項目について:

[配置]グループ
ボケ足の配置を指定します。「中央」ならオブジェクトの輪郭を中心として内外両側への階調、「内側」なら輪郭の中心から内側への階調、「外側」なら輪郭の中心から外側への階調になります。
「塗り領域への干渉を消す」オプションは配置が「外側」の場合に使用できます。テキストなどで隣接する文字のボケ足が互いの内側に入り込む場合に有効です。

注意:ボケ足の幅はオブジェクトの線幅で、ボケ足の基調色はオブジェクトの線のカラーで決まります(指定の無い場合はデフォルト値を採用)。ボケ足を広げたり狭めたりする場合には Illustrator の「線」パネルで「線幅」の値を増減してください。色を変更する場合には Illustrator の「カラー」パネルや「スウォッチ」パネルなどを用いてください

[テキストやグループ内の重なりを結合する]チェックボックス
テキストオブジェクト内の文字どうしの重なりやグループ化されたパスや複合パスどうしの重なりを結合してから適用します。ただし「配置」が「外側」で「塗り領域への干渉を消す」オプションが選択されている場合は、当オプションが選択されていてもいなくても効果は同じです。またグループ内のオブジェクトまたはテキスト中のキャラクタに線や線のカラーなどで異なる指定があっても当オプションの有効時には同一値(最前面オブジェクトでテキストなら末尾キャラクタのもの)になります。

[自動線スタイル]チェックボックス
線のスタイルとして「線端: 丸形線端」「角の形状: ラウンド結合」にします。当効果の特性上からこのチェックボックスを選択することをお勧めします。

[階調カーブ(%)]値入力/ボタンとスライダー
ボケ足の階調変化のカーブを指定します。ベース色(線色)と透明度の段階的混合比を決めます。-100%(逆円弧)、0%(直線)、100%(円弧)の3つ場合のアイコン・ボタンを設けてありますが、それ以外の場合は比例配分した階調カーブになります。

ヒント:「階調カーブ」を「 -100 % (逆円弧)」とすると、ボケ足の階調は輪郭付近での立ち上がりが急ですが、逆にボケ足の先へ向けてはゆるやかになりますので輪郭を際立たせつつ背景や塗りと穏やかに馴染むアピアランスになります。特にテキストでお勧めします。

[コントラスト(%)]値入力/スライダー
ボケ足の階調の濃度差をコントロールします。

[自動階調/指定ステップ]ポップアップリスト
ボケ足の階調密度を決めます。自動階調(高密度、中密度、低密度)または「指定ステップ」で任意の密度を選択できます。「指定ステップ」の場合は「ステップ数」を入力してください。

[塗りの不透明度(%)]チェックボックス/値入力/スライダー
選択オブジェクトの塗り部分の不透明度を指定します。
非選択の場合は塗り部分が完全に透明になります。

[ライブアップデート]チェックボックス
選択時にはパネル設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[適用]ボタン
オブジェクト選択時に有効になります。クリックで当 Live 効果が適用されます。
一度ライブオブジェクトにすれば、オブジェクト編集や設定変更をごとに適用ボタンをクリックする必要はありません(「ライブアップデート」選択時)。

[拡張]ボタン
ライブオブジェクトの視覚効果を残したまま通常のグループにします。 Live 機能は消失します。

[解除]ボタン
ライブオブジェクトを効果適用前の状態に戻します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

live_rotatemirror

XtreamPath3: Live 回転ミラー/反転ミラー

インデクス ] [ ライブ( Live )機能全般

 

概要:

選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)の指定の範囲を切り取って鏡像回転したように複製します。また回転する主軸を中心とする反転鏡映も含めることができます。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。

基本操作例:

    サンプルファイル live_rotatemirror_01.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. 「 Illustrator >ウィンドウ> XtreamPath3 > Live 回転ミラー/反転ミラー」メニューを選択する。 「XtreamPath3: Live 回転ミラー/反転ミラー」というタイトルのパネルが開く。
  3. ドキュメント上に幅 50 pt 、高さ 100 pt の縦長の楕円を描き、塗り色は白、線色は黒、線幅は 1 pt とする。
  4. 楕円を選択状態にする。
  5. パネル・メニュー(パネル右上)から「初期設定」を選択する。
  6. パネルの「適用」ボタンをクリックする。
  7. ドキュメント上の楕円の径、塗り、線の属性などを変更してみる。
  8. 次項を参照してパネルの設定項目を変更してみる。

パネルの設定項目について:

[反転ミラー]チェックボックス
このオプションを選択すると、クリップ領域の、回転する主軸を中心とする反転鏡映を生じます。反転鏡映を含めた回転コピーになりますのでクリップ領域の開き角が半分になります。

[回転軸の数]値入力
回転コピー数を指定します。

[クリップ領域]グループ
回転のユニットを構成する領域に関してそのクリッピング方法や位置、傾きなどを指定します。領域の開き角は回転軸の数および「反転ミラー」オプションが選択されているか否かで決まります。「クリッピング」で実際に切り取るかそのままか、あるいはマスクによるかを選択します。位置は選択オブジェクトのサイズ相対で指定します。「フリップ」オプションを選択すると領域は主軸を中心に反時計まわり方向に反転します。
操作時はなるべく「境界を標示」オプションを選択状態にしておいてください。領域やその中心はガイドで標示していますので Illustrator の「環境設定」で色を変更できます。
「リセット」ボタンはクリップ領域グループ内の設定を初期状態に戻します。このとき Shift キーを押し下げているとクリックの度にリセット領域を反時計回りに移動します。 Shift + Option/Alt キーでこの移動方向を反転します。

[ライブアップデート]チェックボックス
選択時にはパネル設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[適用]ボタン
オブジェクト選択時に有効になります。クリックで当 Live 効果が適用されます。
一度ライブオブジェクトにすれば、オブジェクト編集や設定変更をごとに適用ボタンをクリックする必要はありません(「ライブアップデート」選択時)。

[拡張]ボタン
ライブオブジェクトの視覚効果を残したまま通常のグループにします。 Live 機能は消失します。

[解除]ボタン
ライブオブジェクトを効果適用前の状態に戻します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

live_wallpaper

XtreamPath3: Live 壁紙(結晶パターン)

インデクス ] [ ライブ( Live )機能全般

 

概要:

選択オブジェクト(パスまたはテキストおよびそのグループ)を基にした繰り返しパターンでアートボードなどを埋め尽くします。
繰り返しパターンには結晶構造の分類を由来にした 17 種類のものがあります。
選択オブジェクトに対するクリッピング領域を平行移動/回転/鏡映/すべり鏡映操作をおこなうことによりひとつのユニット(長方形、正方形、ひし型、正六角形)を形成し、それをタイル状に配置して隙間無く埋め尽くします。
基オブジェクトを再編集できて効果は自動的に更新されます。
壁紙を構成するユニットをIllustrator のパターン編集モードへ渡し、Illustrator の「スウォッチ」パネルに保存することもできます。

注意: PC 環境によっては「 Illustrator >表示> GPU でプレビュー」メニューを選択していると再描画に時間を要することがあります。その場合には「 Illustrator > 表示 > CPU でプレビュー」メニューに切り換えてください。なお、GPU パフォーマンス自体のオン/オフは Illustrator の環境設定でおこなうことができます。

基本操作例:

    サンプルファイル live_wallpaper_01.ai 参照
  1. 「 Illustrator >ファイル>新規…」メニューで新規ドキュメント(単位は pt )を開く。
  2. 「 Illustrator >ウィンドウ> XtreamPath3 > Live 壁紙(結晶パターン)」メニューを選択する。 「XtreamPath3: Live 壁紙(結晶パターン)」というタイトルのパネルが開く。
  3. ドキュメント上に幅 50 pt 、高さ 30 pt の楕円を描き、塗り色は線形グラデーション、線色は黒、線幅は 1 pt とする。
  4. 楕円を選択状態にする。
  5. パネル・メニュー(パネル右上)から「初期設定」を選択する。
  6. パネルの「適用」ボタンをクリックする。
  7. 「水平オフセット」を 30 %、「水平サイズ」を 72 % に設定。このパターンの場合は「垂直サイズ」も同じ値になります。
  8. ドキュメント上の楕円の径、塗り、線の属性などを変更してみる。
  9. 次項を参照してパネルの設定項目を変更してみる。

パネルの設定項目について:

[パターン]アイコン付きラジオボタン/ポップアップリスト
17 種のボタンのうちからひとつを選択すると右側にそれによる構成模式図が表示されます。
図中の赤着色部分はクリップ領域、アウトラインはユニット(長方形、正方形、ひし形、正六角形のいずれか)を示しています。
クリップ領域はユニットを形成する最小単位です。
ボタンの替わりにポップアップリスト( IUC表記 )でも指定するができます。(相互連動)

[範囲]ポップアップリスト
パターンの表示範囲を指定します。

[オフセット]チェックボックス/ポップアップリスト/ラジオボタン
パターンが長方形または正方形ユニットから構成される場合に有効になります。
各行(水平)または列(垂直)間のずれをユニット枠のサイズ相対で指定します。

[クリップ領域]グループ
ユニットを構成する最小単位となる領域に関してそのクリッピング方法およびオフセットとサイズを相対指定します。「クリッピング」は実際に切り取るかそのままか、あるいはマスクによるかを選択します。(効果として見かけ上は同じです。Live 壁紙を「拡張」することで、後者では切り抜き部分が Illustrator のクリッピングマスクを用いて表現されていることがわかります。)
操作時はなるべく「境界を標示」オプションを選択状態にしておいてください。領域やその中心はガイドで標示していますので Illustrator の「環境設定」で色を変更できます。
「リセット」ボタンはクリップ領域グループ内の設定のみを初期状態に戻します。
なお、ドキュメント上のクリップ領域の絶対サイズは選択オブジェクトを内包する最小矩形に依存します。

注意:クリップ領域のサイズ設定ではパターンにより水平、垂直を個別に指定できるものと同じ値で連動するものとがあります。

[重ね方]グループ
「クリッピング」が「しない」の場合に有効になります。
タイルが重なる場合の左右および上下方向や1ユニット内の重ね順をコントロールできます。「ユニット内のオーダーを反転」オプションでユニット内の重ね順を逆にできます。

[ライブアップデート]チェックボックス
選択時にはパネル設定項目の変更をリアルタイムに効果に反映します。通常は選択状態にしておいてください。

[適用]ボタン
オブジェクト選択時に有効になります。クリックで当 Live 効果が適用されます。
一度ライブオブジェクトにすれば、オブジェクト編集や設定変更をごとに適用ボタンをクリックする必要はありません(「ライブアップデート」選択時)。

[拡張]ボタン
ライブオブジェクトの視覚効果を残したまま通常のグループにします。 Live 機能は消失します。

[解除]ボタン
ライブオブジェクトを効果適用前の状態に戻します。

[AI パターンとしてスウォッチパネルに保存...]ボタン
Illustrator のパターン編集モードに入ります。「壁紙」を Illustrator のパターンとして Illustrator の「Swatches」パネルに保存し再利用することが目的です。
このとき壁紙を構成する1ユニットのオブジェクトが Illustrator のパターン編集モードに渡され、編集モードのドキュメント上にデフォルトのタイル配置( 5x5 のグリッドなど)として表示されます。
同時に開かれる Illustrator の「パターンオプション」パネルを用い、ユニットの形状(矩形、ひし型、正六角形)やクリッピングの状態に応じた設定をおこなってください。
編集モードに入ると「XtreamPath3: Live 壁紙」パネルの右側が拡張してヒントが表示されます。編集モードでのパターンを「壁紙」と同じタイル配置にするにはこのヒントの手順に従ってください。
ヒント欄にはその都度のユニットの形状などに応じた内容が表示されます。
通常のパターン編集と同様にヒント設定以外のカスタマイズやオブジェクト自体の編集も可能です。もとの「Live 壁紙」オブジェクトには影響は及びません。
なお、編集モードに入っている間は「Live 壁紙」パネルの設定は無効です。
このオプションを利用した例を示します。

  1. サンプルフォルダの live_wallpaper_01.ai ファイルを開く。ドキュメントには上の図の壁紙があります。
  2. ドキュメント上の壁紙を選択する。 Live 壁紙が適用済みですので Illustrator の選択ツールで壁紙のどこかをクリックすれば基となった楕円が選択状態になります。
  3. 「Live 壁紙」パネルの「AI パターンとしてスウォッチパネルに保存...」ボタンを押す。 Illustrator はパターン編集モードに入ります。
  4. 「Live 壁紙」パネルの右側が拡張してヒントが表示される。このヒント内容は壁紙の設定に合わせて変わります。
  5. ヒント A の指示通りに Illustrator の「パターンオプション」パネルの設定をおこなう。当例でタイルとして「六角形(横)」を選ぶ理由は壁紙の1ユニット形状が水平(横)方向に密着連結可能な六角形であるためです。
  6. ヒント B に従いパターンに名前を付けて保存が完了したら編集モードから抜ける。
  7. Illustrator の「アートボード」パネルを用いて新規アートボードを追加し、そのアートボード上に楕円を描く。
  8. 楕円の塗りとして Illustrator の「スウォッチ」パネルからステップ 6 で保存したパターンを選択する。
    サンプルファイル live_wallpaper_02.ai 参照

    ヒント:パターンを利用したオブジェクトを別のドキュメント上に複製すれば「スウォッチ」のパターンも複製されます。スウォッチライブラリの取り扱いについては Illustrator のヘルプなどを参照してください。

    [パネル・メニュー](パネルタイトル右端選択プリセットを削除)
    パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
    プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

live_showpanel

XtreamPath3: 選択Liveオブジェクトの編集

インデクス ] [ ライブ( Live )機能全般

 

概要:

「Illustrator >ウィンドウ> XtreamPath3 」メニューにあるコマンドです。
同メニュー階層にある「XtreamPath3: Live… 」メニューで開くパネルよって適用したオブジェクト(以下 XtreamPath3 ライブオブジェクト)の作成パネルを素早く表示するためのメニューコマンドです。

XtreamPath3 ライブオブジェクトを選択した状態で「選択Liveオブジェクトの編集」メニューコマンドを実行すると、そのオブジェクトを作成したパネルがそれを作成したときの設定状態で表示されます。
このメニューコマンドの替わりに、ドキュメント上の XtreamPath3 ライブオブジェクトを選択した状態で任意の「XtreamPath3: Live… 」パネルにある「?」ボタンを option / alt キー+クリックしても同じ結果が得られます。

ヒント:ドキュメント上の XtreamPath3 ライブオブジェクトを選択すれば Illustrator の「アピアランス」パネルにそのオブジェクトの名称が「XtreamPath3: Live …」のように表示されます。

tool_general

XtreamPath3: ツール機能全般

インデクス

 

概要:

XtreamPath3 ツール類をご利用の場合は、Illustratorのツールボックス内でインストール状態を確認するために「Illustrator>ウィンドウ>ツールバー」メニューで「詳細」を選択してください。(チェックマークが付いた状態)

ヒントXtreamPath3専用のツールボックスを設けるには、同メニューの「新しいツールバー...」を利用してください。XtreamPath3ツールも標準ツールと同様に取り扱うことができます。Illustratorのバージョンごとの仕様に則ってください。

XtreamPath3 のツール機能は Illustrator のツールバー(下図)、もしくはユーザ定義のカスタムツールバーのアイコンを選択することで働きます。

階層ツールのアイコン上の標記(右下三角印)、およびアイコンの選択やツールバーから独立させる方法は Illustrator の標準ツールの場合と同じです。
XtreamPath3 のツールアイコンをクリックすると、そのツールが使用可能となるのと同時に「XtreamPath3: … ツール」のタイトルを持つパネルが開きます。パネルでツールの動作を指定します。パネルは XtreamPath3 のツールアイコン以外のものを選択すれば非表示となります。


ヒント:XtreamPath3 ツールのパネルが見つからないときはツールアイコンをダブルクリックしてください。メインモニタの左上にパネルが再配置されます。ただし現在のワークスペースに固定されている場合はその位置で最前面パネルになります。

※ 各ツールごとのページの説明にある「バウンディングボックス」とはオブジェクトを囲む最小長方形(線指定は考慮しない)のことです。

共通インターフェイス:

「XtreamPath3: … ツール」パネルには次の共通インターフェイスがあります。

[?]ボタン
ヘルプパネルを表示し現在使用中のツールの項目へジャンプします。

[パネル・メニュー](パネルタイトルの右端にあります)【XtreamPath3新機能】
プリセットメニュー項目があります。プリセットメニューを利用すれば、様々な設定内容に名前を付けて保存しメニュー項目としていつでも簡単に再生できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。
「このプラグインについて…」メニュー項目を選択すると使用中の XtreamPath3 のバージョンを確認できます。

 

tool_segmentedit

XtreamPath3: セグメント編集 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのセグメントまたは方向点をドラッグすることでそのカーブ形状を編集できます。
対象セグメントのカーブの変化は最初のクリックに位置に近いほど大きくなります。
このとき対象セグメントとその隣接するセグメントがスムーズポイントで連結されていればそれらの方向線の向きは連動します。
この連動を解除する(コーナーポイントにする)には方向点を Option / Alt キー+ドラッグします。再びスムーズポイントにするにはそれに近いパスセグメント上を Shift キー+クリックします。方向点を Shift キー+クリックしても同様です。
アンカーポイントの移動も可能です。
最初に方向点を表示するにはアンカーポイントかセグメント上を一度クリックします。(このときの表示状態はパネルの設定による)
セグメント上を Option / Alt キー+クリックすることでアンカーポイントの追加/削除ができます。

パネルの設定項目について:

[方向線の表示] ポップアップリスト
方向線の表示方法を指定します。「しない/編集中のものだけ/すべて」から選びます。

[ドラッグ中の方向線を表示]チェックボックス
ドラッグ中の方向線をリアルタイムに表示したいときにチェックします。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_symmetricedit

XtreamPath3: セグメント対称編集 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのセグメントまたは方向点をドラッグすることでそのカーブ形状を常に対称形に保ちながら編集できます。
セグメントをドラッグする場合は、最初のクリック位置からより近い方の方向点を制御するイメージで行います。このときのクリック位置がアンカーポイントに近いほどマウスの動きによく追随します。
「固定開き角」が指定されている場合は、ドラッグの方向と膨らみ方向が一致します。
最初に方向点を表示するにはアンカーポイントかセグメント上を一度クリックします。
Shift キー+クリックでクリック位置に近い方のコーナーポイントをスムーズポイントします。方向点を Shift キー+クリックしても同様です。
アンカーポイントの移動や、セグメント上を Option / Alt キー+クリックすることでアンカーポイントの追加/削除ができます。

パネルの設定項目について:

[固定長率] チェックボックス/値入力
方向線の長さの、そのセグメント端間の距離に対する比率を指定します。値を有効にするにはこの項目をチェックしてください。

[固定開き角] チェックボックス/値入力
方向線と、そのセグメント端間を結ぶ線分との開き角を指定します。値を有効にするにはこの項目をチェックしてください。

[方向線の表示] ポップアップリスト
方向線の表示方法を指定します。「しない/編集中のものだけ/すべて」から選びます。

[ドラッグ中の方向線を表示]チェックボックス
ドラッグ中の方向線をリアルタイムに表示したいときにチェックします。

[情報欄](パネル最下段)
 方向線の長さのそのセグメント端間の距離に対する比率、および方向線とそのセグメント端間を結ぶ線分との開き角を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_numericedit

XtreamPath3: 方向線数値編集 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのセグメント上または方向点をクリックすることによりその方向線の長さと方向を指定値にします。
セグメント上をクリックする場合は、クリック位置に近い方の方向線が対象になります。
逆に Shift + Option / Alt キーを押しながらクリックすれば、対象方向線の長さと方向の値をパネルの設定欄に読み込みます。

パネルの設定項目について:

[長さ] チェックボックス/値入力
方向線の長さを指定します。値を有効にするにはこの項目をチェックしてください。指定がないときには現在の長さを保ちます。

[方向] チェックボックス/値入力/スライダー
方向線の方向を指定します。値を有効にするにはこの項目をチェックしてください。指定がないときには現在の方向を保ちます。この値は数値入力欄下のホイールをドラッグしても指定できます。ホイールの右側と下側にある矢印ボタンは、それぞれ設定方向の水平軸反転と垂直軸反転をおこなうためのものです。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_arcedit

XtreamPath3: 円弧近似編集 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

概要:

選択パスのスムーズポイントをクリック/ドラッグすると付近のカーブを円弧状に近似させます。
実際には対象ポイントと隣接ポイント間のカーブが円弧状に近づくようにそれらの方向線の向きと長さを自動調整します。
アンカーポイントを Shift キー+クリックするとスムーズ/コーナーポイントの切り替えができます。
Option / Alt キー+クリックでアンカーポイントの追加/削除ができます。

ヒント:一定の曲率を持つカーブ上のセグメントの数は多過ぎない方が滑らかな弧になります。またアンカーポイントを削除した場合、その隣のアンカーポイントをクリックしてカーブを整える必要があるかもしれません。
カーブの反転位置(S字の中心)に当たるアンカーポイントは Shift キー+クリックでコーナーポイントに切り替えてみてください。

パネルの設定項目について:

[方向線の表示] ポップアップリスト
方向線(アンカーポイントから伸びるハンドル)の表示方法を指定します。「しない/編集中のものだけ/すべて」から選びます。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例1:

基本操作例2:

基本操作例3:

tool_straightener

XtreamPath3: 水平ライン化 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのクリックしたセグメントを水平線にし、そのまま垂直方向ドラッグできます。
アンカーポイントをドラッグすると垂直移動します。
Shift キーを押し下げている間は垂直モードになります。
Option / Alt キーでセグメントの追加/削除ができます。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例:

tool_convert2arc

XtreamPath3: スムーズ楕円化 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのセグメント上をクリックするとその前後のセグメントカーブと滑らかに連結するように楕円形にします。
前後のセグメントが直線である必要はありませんが、それらが互いに平行であるときのような形成不可能の場合には効果はありません。
アンカーポイントの移動も可能です。
セグメント上を Option / Alt キー+クリックすることでアンカーポイントの追加/削除ができます。
Shift キーを押すと楕円弧を反転します。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例1:

基本操作例2:

tool_paralleloval

XtreamPath3: エッジ楕円化 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのうち三つの連続セグメントにおいて、第一と第三のセグメントが直線で互いに平行であるとき、それらを結ぶ第二のセグメントをクリックすると楕円形にします。
ただし、第二セグメントが第一、第二セグメントに垂直(コの字形配置)の場合には効果はありません。
Shift キーを押すと弧を凹型に反転します。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例:

tool_semioval

XtreamPath3: 半楕円化 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのセグメントをドラッグすると、そのセグメントの両端を結ぶ線分を径とする半楕円形に変形します。
高さが 100% のとき半円になります。
膨らみの方向はドラッグによりますが、固定高さのときでも Shift キーを押すと膨らみ方向を反転できます。
Option / Alt キー+クリックでアンカーポイントの追加/削除ができます。

※ ここでの半楕円形の高さとは、対象セグメント端間を結ぶ線分の長さに対する比率のことです。

パネルの設定項目について:

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、セグメントを自由な高さにドラッグして半楕円形に変形できます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、セグメントをドラッグ時に高さを指定値ごとに変化させながら半楕円形に変形できます。

[固定高さ] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定高さで対象セグメントを変形します。

[情報欄](パネル最下段)
 ラッグ中の高さを表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_stretch

XtreamPath3: 引っ張り変形 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パス上の任意箇所をドラッグして指定の巾で引っ張り出すことができます。
ドラッグ中に Shift キーを押すと巾が増加し、Option / Alt キーを押すと巾が減少します。
引っ張りの長さと方向はドラッグで調整します。

パネルの設定項目について:

[丸く] ラジオボタン
これを選択すると、丸みを帯びた形状で引っ張り出すことができます。

[鋭く] ラジオボタン
これを選択すると、折れ線形状で引っ張り出すことができます。

[巾] 値入力
引っ張り出すパス上の範囲を指定します。

[増減] ラジオボタン/チェックボックス
ドラッグ中の「巾」を Shift キー押下で増やし、Option / Alt キー押下で減らすことができますが、そのときの増減単位を指定します。
このとき「一時的」がチェックされていると、巾の増減は一時的なものになりますが、チェックされていないとドラッグを解放したときの巾の値が設定欄に入ります。

[情報欄](パネル最下段)
 ドラッグ中の巾を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_roundfillet

XtreamPath3: 円弧面取り ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのコーナーを円弧状に面取りします。
面取りをするには、隣接する二つの直線セグメントが作る角の頂点にあたるアンカーポイントをドラッグします。
対象コーナーの外角および対頂角方向にもドラッグできます。
面取りのドラッグを解除する際に Option / Alt キーを押していると、その時の寸法をパネルに読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、角をドラッグして自由な半径で面取りできます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に半径を指定値単位に変化させながら面取りできます。

[固定半径] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定半径で対象角を面取りできます。

[情報欄](パネル最下段)
 半径を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_reverseroundfillet

XtreamPath3: 逆円弧面取り ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのコーナーを逆円弧状に面取りします。
面取りをするには、隣接する二つの直線セグメントが作る角の頂点にあたるアンカーポイントをドラッグします。
対象コーナーの外角および対頂角方向にもドラッグできます。
面取りのドラッグを解除する際に Option / Alt キーを押していると、その時の寸法をパネルに読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、角をドラッグして自由な半径で面取りできます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に半径を指定値単位に変化させながら面取りできます。

[固定半径] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定半径で対象角を面取りできます。

[情報欄](パネル最下段)
 半径を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_ovalfillet

XtreamPath3: 楕円面取り ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのコーナーを楕円状に面取りします。
面取りをするには、隣接する二つの直線セグメントが作る角の頂点にあたるアンカーポイントをドラッグするか、角をなす二辺のうち一辺をクリックしそのままもう一辺までドラッグします。
角が直角以外の場合は、長径と短径が各辺に平行になるように楕円にシアー変形がかかります。
固定値以外の場合、Shift キーを押すと長径と短径が同じ長さになります。
対象コーナーの外角および対頂角方向にもドラッグできます。
面取りのドラッグを解除する際に Option / Alt キーを押していると、その時の寸法をパネルに読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

頂点をドラッグするとき...

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、角をドラッグして自由な寸法で面取りできます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に寸法を指定値単位に変化させながら面取りできます。

[固定辺寸法] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定寸法で対象角を面取りできます。この場合は楕円形の長径と短径は同じ寸法になります。異なる寸法で面取りする場合には角の二辺を指定する方法でおこなってください。

角の二辺を指定するとき...

[固定辺寸法1] 値入力
角の二辺を指定するときの最初にクリックする辺の寸法を指定します。

[固定辺寸法2] 値入力
角の二辺を指定するときの第二の(ドラッグを解除する方の)辺の寸法を指定します。

[情報欄](パネル最下段)
 二辺の面取り寸法を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_reverseovalfillet

XtreamPath3: 逆楕円面取り ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのコーナーを逆楕円状に面取りします。
面取りをするには、隣接する二つの直線セグメントが作る角の頂点にあたるアンカーポイントをドラッグするか、角をなす二辺のうち一辺をクリックしそのままもう一辺までドラッグします。
角が直角以外の場合は、長径と短径が各辺に平行になるように楕円にシアー変形がかかります。
固定値以外の場合、Shift キーを押すと長径と短径が同じ長さになります。
対象コーナーの外角および対頂角方向にもドラッグできます。
面取りのドラッグを解除する際に Option / Alt キーを押していると、その時の寸法をパネルに読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

頂点をドラッグするとき...

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、角をドラッグして自由な寸法で面取りできます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に寸法を指定値単位に変化させながら面取りできます。

[固定辺寸法] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定寸法で対象角を面取りできます。この場合は楕円形の長径と短径は同じ寸法になります。異なる寸法で面取りする場合には角の二辺を指定する方法でおこなってください。

角の二辺を指定するとき...

[固定辺寸法1] 値入力
角の二辺を指定するときの最初にクリックする辺の寸法を指定します。

[固定辺寸法2] 値入力
角の二辺を指定するときの第二の(ドラッグを解除する方の)辺の寸法を指定します。

[情報欄](パネル最下段)
 二辺の面取り寸法を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_chamfer

XtreamPath3: 直線面取り ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

概要:

選択パスのコーナーを直線で面取りします。
面取りをするには、隣接する二つ直線セグメントが作る角の頂点にあたるアンカーポイントをドラッグするか、角をなす二辺のうち一辺をクリックしそのままもう一辺までドラッグします。
固定値以外の場合、Shift キーを押すと二辺から同寸法で面取りします。
対象コーナーの外角および対頂角方向にもドラッグできます。
面取りのドラッグを解除する際に Option / Alt キーを押していると、その時の寸法をパネルに読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

頂点をドラッグするとき...

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、角をドラッグして自由な寸法に面取りできます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に寸法を指定値単位に変化させながら面取りできます。

[固定辺寸法] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定辺寸法で対象角を面取りできます。この場合は角の二辺は同じ寸法で面取りされます。異なる寸法で面取りする場合には角の二辺を指定する方法でおこなってください。

[固定面寸法] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定面寸法で対象角を面取りできます。この場合は角の二辺は同じ寸法で面取りされます。

角の二辺を指定するとき...

[固定辺寸法1] 値入力
角の二辺を指定するときの最初にクリックする辺の寸法を指定します。

[固定辺寸法2] 値入力
角の二辺を指定するときの第二の(ドラッグを解除する方の)辺の寸法を指定します。

[情報欄](パネル最下段)
 二辺の面取り寸法を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_lchamfer

XtreamPath3: L字面取り ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのコーナーをL字状に面取りします。
面取りをするには、隣接する二つ直線セグメントが作る角の頂点にあたるアンカーポイントをドラッグするか、角をなす二辺のうち一辺をクリックしそのままもう一辺までドラッグして離します。
固定値以外の場合、Shift キーを押すと二辺から同寸法で面取りします。
対象コーナーの外角および対頂角方向にもドラッグできます。
面取りのドラッグを解除する際に Option / Alt キーを押していると、その時の寸法をパネルに読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

頂点をドラッグするとき...

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、角をドラッグして自由な寸法に面取りできます。

[スナップ単位] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に寸法を指定値単位に変化させながら面取りできます。

[固定辺寸法] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定辺寸法で対象角を面取りできます。この場合は角の二辺は同じ寸法で面取りされます。異なる寸法で面取りする場合には角の二辺を指定する方法でおこなってください。

角の二辺を指定するとき...

[固定辺寸法1] 値入力
角の二辺を指定するときの最初にクリックする辺の寸法を指定します。

[固定辺寸法2] 値入力
角の二辺を指定するときの第二の(ドラッグを解除する方の)辺の寸法を指定します。

[情報欄](パネル最下段)
 二辺の面取り寸法を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_intersection

XtreamPath3: 交差単純化 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択中の同一パス内の指定された2つの直線セグメントが交差または延長交差する位置にアンカーポイントを作って連結しパスを単純化します。
面取りしたパスのコーナーを復元するときや、オープンパスを単純化して閉じる際などに使います。
交差セグメントを指定するには一つ目のセグメント上をクリックし、そのまま二つ目のセグメント上までドラッグします。
このとき Shift キーを押すことでパスの反対側の部分を残すことができます。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例:

tool_multiline

XtreamPath3: 連結ライン描画 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

クリックとドラッグにより指定された二点を通る線分(直線)パスを連続描画します。
二点A、Bを通る最初の線分を描くには、任意位置でクリックして離し(点A)、続けて別の位置でクリックし軌跡が現れたらドラッグして線分形状を決定しマウスボタンを離します(点B)。この線分に続けるにはそのまま別の位置でクリックしてドラッグします。
またいつでも任意の選択オープンパスの端点をクリックして線分を連結できます。描画中のパスの開始点から連結し直すには一度選択を解除してください。
ドラッグ中に Shift キーを押すと一つ前のアンカーポイントが省略されます。
終了する場合は、選択を解除するか編集中のパスの他端にポインタを合わせます(クローズパスに)。
なお、ドラッグ中の端点はどのパスのアンカーポイントに対しても吸着します。

パネルの設定項目について:

[自由長] ラジオボタン
これを選択すると、自由な長さにドラッグして線分を描画できます。

[スナップ長] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に長さを指定値単位に変化させながら線分を描画できます。

[固定長] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、指定長にドラッグして線分を描画できます。

[スナップ角] チェックボックス
これをチェックすると、ドラッグ時に描画方向を指定値単位に変化させながら線分を描画できます。

[情報欄](パネル最下段)
 ドラッグ中の線分の長さと方向を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例1:

基本操作例2:

基本操作例3:

tool_multiarc

XtreamPath3: 連結円弧/接線描画 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

クリックとドラッグにより指定された三点を通る円弧またはその接線パスを連続描画します。
三点A、B、Cを通る最初の円弧を描くには、任意位置でクリックして離し(点A)、続けて別の位置でクリック(点B)し軌跡が現れたらドラッグして円弧形状を決定します(点C)。この円弧に続けるにはそのまま別の位置でクリックしてドラッグします。
またいつでも任意の選択オープンパスの端点をクリックして円弧を連結できます。描画中のパスの開始点から連結し直すには一度選択を解除してください。
Shift キーを押すと円弧の描画方向が反転します。
接線(直線)パスで連結するには Option / Alt キーを押します。接線の方向はドラッグで決めます。
終了する場合は、選択を解除するか編集中のパスの他端にツールのポインタを合わせます(クローズパスに)。
なお、ドラッグ中の端点はどのパスのアンカーポイントに対しても吸着します。

パネルの設定項目について:

[開始方向] チェックボックス/値入力/スライダー
これをチェックすると、描画開始時の接線方向を指定できます。この値は数値入力欄下のホイールをドラッグしても指定できます。ホイールの右側と下側にある矢印ボタンは、それぞれ設定方向の水平軸反転と垂直軸反転をおこなうためのものです。

半径/接線の長さについて

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、ドラッグによる自由な半径または接線の長さで描画できます。

[スナップ] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に半径または接線の長さを指定値単位に変化させながら描画できます。

[固定] ラジオボタン/値入力
これを選択すると指定半径または接線の長さで描画できます。

中心角について

[自由ドラッグ] ラジオボタン
これを選択すると、ドラッグによる自由な中心角で描画できます。

[スナップ] ラジオボタン/値入力
これを選択すると、ドラッグ時に中心角を指定値単位に変化させながら描画できます。

[固定] ラジオボタン/値入力
これを選択すると指定中心角で描画できます。

[情報欄](パネル最下段)
 ドラッグ中の半径と中心角を表示します。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例1:

基本操作例2:

基本操作例3:

tool_multicurve

XtreamPath3: 連結カーブ描画 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

クリックとドラッグにより指定された二点を端点とするカーブパスを連続描画します。
二点A、Bを端点とする最初のカーブを描くには、任意位置でクリックして離し(点A)、続けて別の位置でクリックし軌跡が現れたらドラッグしてカーブ形状を決定します(点B)。このカーブに続けるにはそのまま別の位置でクリックしてドラッグします。
ドラッグ中に Option / Alt キーを押すと端点(点B)の移動ができます。また、連結時に Shift キーを押すと一つ前カーブとはスムーズコーナーか、またはそれと共通接線をもつように連結できます。
またいつでも任意の選択オープンパスの端点をクリックしてカーブを連結できます。描画中のパスの開始点から連結し直すには一度選択を解除してください。

パネルの設定項目について:

[ドラッグ中の方向線を表示]チェックボックス
ドラッグ中の方向線をリアルタイムに表示したいときにチェックします。

[情報欄](パネル最下段)
表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_unlock

XtreamPath3: 個別アンロック ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

ロックされたオブジェクトまたはガイドをクリックすることで、個別にアンロック状態にできます。他のロックオブジェクトやガイドには影響を与えません。
パスの場合は塗りまたは線上をクリックしてください。
ガイド上をクリックした場合はパス化されます。
サブレイヤー化またはグループ化されていてもクリックされたオブジェクトのみをアンロック状態にできます。
対象がサブレイヤーまたはグループ単位でロックされている場合は、そのサブレイヤーまたはグループはアンロックされ、それに属するクリックされたオブジェクト以外がロック状態となります。

ヒント:再びロックするときやガイド化するには標準メニューコマンドのショートカットキーを使ってください。

注意:最上位のレイヤーがロックされている場合は無効です。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例:

tool_segduplication

XtreamPath3: セグメント複製 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

セグメント上を Shift + Option / Alt キー+クリックすることでその形状をコピーし、これを選択パスのクリックしたセグメント上にペーストします。
このとき、クリック位置に近い方のアンカーポイントをペースト時の基点とします。
ペースト時に Shift キーを押すと、パネルで指定した水平/垂直軸反転を一時的にキャンセルできます。

ヒント:コピーしたセグメント形状をペースト先のセグメントの方向とサイズに合わせたい場合には「XtreamPath3: セグメント挿入 ツール」を使用してください。

パネルの設定項目について:

[水平軸反転] チェックボックス
これをチェックすると、ペースト時にコピーセグメントを水平軸回りに反転します。ただし Shift キーを押すとこの反転を一時的にキャンセルできます。

[垂直軸反転] チェックボックス
これをチェックすると、ペースト時にコピーセグメントを垂直軸回りに反転します。ただし Shift キーを押すとこの反転を一時的にキャンセルできます。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_parallelization

XtreamPath3: セグメント平行化 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

セグメントの角度をコピー&ペーストします。
Shift + Option / Alt キー+クリックでコピーし、選択中のパスのセグメントをクリックすることでその角度にペースト(適用)します。
このとき、クリック位置に近い方のアンカーポイントをペースト時の中心とします。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例:

tool_seginsertion

XtreamPath3: セグメント挿入 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

任意のセグメントの形状をコピーして指定のセグメント位置に挿入(ペースト)します。
コピー元は Shift + Option / Alt キー+クリックで指定し、ペースト先は選択中のパスのセグメントをクリックすることで指定します。このとき Shift キーを押すと挿入パスを 180° 回転できます。
挿入時においてはクリック位置に近い方のアンカーポイントが基点となります。

ヒント:コピーしたセグメント形状の方向とサイズを維持したままペーストしたい場合には「XtreamPath3: セグメント複製 ツール」を使用してください。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例1:

基本操作例2:

tool_segangling

XtreamPath3: セグメント絶対回転 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択パスのうち、クリックしたセグメントの両端を結ぶ線分が、設定の方向へ向くようにセグメントを回転します。
このとき、クリック位置に近い方のアンカーポイントを回転の中心とします。
逆に Shift + Option / Alt キーを押しながらクリックすると、その方向をパネルの設定欄に読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

[方向] 値入力
回転の方向を指定します。この値は数値入力欄下のホイールをドラッグしても指定できます。ホイールの右側と下側にある矢印ボタンは、それぞれ設定方向の水平軸反転と垂直軸反転をおこなうためのものです。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_segresizing

XtreamPath3: セグメント絶対リサイズ ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択バスのクリックしたセグメントを指定の絶対値に拡大または縮小(リサイズ)します。
クリック位置に近い方をリサイズの中心とします。
逆に Shift + Option / Alt キーを押しながらセグメントをクリックするとその端点間の距離をパネルの設定欄に読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

[距離] 値入力
セグメント端間の距離を指定します。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_pathinsertion

XtreamPath3: パス挿入 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

任意のパスの形状をコピーして指定のセグメント位置に挿入(ペースト)します。
コピー元は Shift + Option / Alt キー+クリックで指定し、ペースト先は選択中のパスのセグメントをクリックすることで指定します。このとき Shift キーを押すと挿入パスを 180° 回転できます。
コピー元がクローズパスの場合はオープンパスに変換したものを挿入します。
挿入時においてはクリック位置に近い方のアンカーポイントが基点となります。

パネルの設定項目について:

設定項目はありません。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

基本操作例:

tool_pathangling

XtreamPath3: パス絶対回転 ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択バス全体を指定の角度に絶対回転します。
そのときの回転の基準は、クリックしたセグメントの両端を結ぶ線分か、またはドラッグ指定の二つのアンカーポイントを結ぶ線分です。回転の中心は、クリック位置に近い方か、または第一のアンカーポイントです。
二つのアンカーポイントを指定する方式では、一つ目のアンカーポイントをクリックしてそのまま二つ目のアンカーポイント上までドラッグします。
逆に Shift + Option / Alt キーを押しながらセグメントをクリックするか、または二つのアンカーポイント間をドラッグすると、その方向をパネルの設定欄に読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

[方向] 値入/スライダー
回転の方向を指定します。この値は数値入力欄下のホイールをドラッグしても指定できます。ホイールの右側と下側にある矢印ボタンは、それぞれ設定方向の水平軸反転と垂直軸反転をおこなうためのものです。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

tool_pathresizing

XtreamPath3: パス絶対リサイズ ツール

インデクス ] [ ツール機能全般

 

概要:

選択バス全体を指定の絶対サイズに拡大または縮小(リサイズ)します。
サイズを決める基準はクリックしたセグメントの両端を結ぶ線分か、またはドラッグ指定した二つのアンカーポイント間の距離です。この値がパネルの設定値に等しくなるようにパス全体をリサイズします。
二つのアンカーポイントを指定する方式では、一つ目のアンカーポイントをクリックしてそのまま二つ目のアンカーポイント上までドラッグします。
このとき、クリック位置に近い方か、または第一のアンカーポイントをリサイズの中心とします。
逆に Shift + Option / Alt キーを押しながらセグメントをクリックするか、または二つのアンカーポイント間をドラッグすると、その端点間の距離をパネルの設定欄に読み込むことができます。

パネルの設定項目について:

[距離] 値入力
セグメント端間(1クリック指定時)または二つのアンカーポイント間(ドラッグ指定時)の距離を指定します。

[情報欄](パネル最下段)
 表示項目はありません。

[パネル・メニュー](パネルタイトル右端位置)【XtreamPath3新機能】
パネルの設定を初期状態(デフォルト)にすることができます。また現在の設定に名前を付けて保存しプリセットメニュー項目としてここに追加できます。
プリセットメニューの使い方については「プリセットメニュー」のページをお読みください。

基本操作例:

xtreampath3_presetfiles

XtreamPath3:プリセットファイル

インデクス

概要:

プリセットファイルはプリセット専用のフォルダ「XtreamPath3 User Settings」に保存されます。
プリセットファイルは「プリセットメニュー」の編集などによって更新されます。

プリセットファイルの場所:

プリセットファイルを納めた「XtreamPath3 User Settings」フォルダはホームディレクトリ(ログイン/ログオンユーザ名のフォルダ)直下にあります。 (※1)
ホームディレクトリを開く方法は次の通りです。

Mac: 「Finder>移動>フォルダへ移動...」メニューを選択し、ダイアログボックスに半角チルダ記号「~」( shift+'^' キー)を入力して「移動」ボタンをクリックする。
Windows: デスクトップのユーザ名のフォルダアイコンをダブルクリックする。 またはエクスプローラー・ウィンドウの上段のパス欄にユーザ名を入力する。

ユーザの「XtreamPath3 User Settings」フォルダは Illustrator の異なるバージョンで共用します。
「XtreamPath3 User Settings」フォルダ内容は異なるユーザまたは異なる OS の Illustrator にインストールされているXtreamPath3間でインポート/エクスポートできます。

プリセットファイルの初期化方法:(プリセットエラーや異常時の対策にも)

プリセットファイルを初期化する方法は次の通りです。

  1. 使用中の Illustrator を終了します。
  2. 現在の「XtreamPath3 User Settings」フォルダ(場所は前項参照)を改名(「XtreamPath3 User Settings_YYMMDD」のように日付などを付加)してください。
  3. Illustrator を起動します。
    新たに初期状態の「XtreamPath3 User Settings」フォルダ(場所は前項参照)が作成されます。 これにより全てのパネルメニューのカスタムプリセットが初期状態になります。
  4. ステップ2で改名したフォルダ内のプリセットは壊れたものでなければあらたなプリセットファイルにインポート可能ですが、不要なら削除してください。

(※1) XtreamPath2 ver2.4より前のバージョンでの「XtreamPath2 User Settings」フォルダの場所は、Macではユーザの「書類」フォルダ内、Windowsではユーザの「ドキュメント」または「マイ ドキュメント」フォルダ内でした。

xtreampath3_preferences

XtreamPath3: 環境設定

【XtreamPath3新機能】

インデクス

概要:

「XtreamPath3>環境設定...」メニューコマンドで環境設定のためのダイアログボックスが開きます。
XtreamPath3の特殊なオプション設定をおこないます。

ダイアログボックスの設定項目:

[ツールポインタのオブジェクトに対する許容誤差(px)]値入力
例えば「XtreamPath: セグメント編集ツール」を用いてパスのセグメントやアンカーポイント、ハンドルをポイントしようとする際の感度を指定できます。ピクセル単位で値が大きいほど感度が高くなります。
その様子はポインタを対象に接近させるときのカーソルの変化で確認できます。

[このプラグインのライセンス認証を解除する]チェックボックス
[同時にユーザのプリセットフォルダとカスタム設定のすべてを削除する]チェックボックス
これらの環境設定より、本製品のライセンス認証の解除またはアンインストールをおこなうことができます。(※2)

以下のような場合にご利用ください。
・運用中の本製品を別のシリアル番号で管理する。
・運用中の本製品の使用コンピュータを変更する。
・本製品の使用を終了する。

詳細については、本製品に付属の「インストールと使用ガイド.pdf」ファイルの「ライセンス認証の解除と完全アンインストール」のページをご覧ください。

[既定値に戻す...]ボタン
環境設定ダイアログボックスの全項目の変更を初期状態に戻します。「OK」ボタンでダイアログボックスを閉じない限り初期設定は反映されません。


(※1)...
xtreampath3_faq

XtreamPath3: よくある質問

インデクス

ここでは「XtreamPath3」の機能についてのよくある質問とその答えを列記します。

注意:インストールやライセンスに関する事柄は製品に付属の「インストールと使用ガイド.pdf」の「よくある質問」ページをご覧ください。

● 作成したスタイルを再利用できますか?

「XtreamPath3」パネル(ツールのものを除く)またはダイアログボックスにあるプリセットメニューをご利用ください。 → 「プリセットメニュー」ページ参照
また XtreamPath3 ライブオブジェクトの場合は、パネルを表示中にオブジェクトを選択すれば適用時の設定パラメータがパネルに読み込まれます(「ライブアップデート」オプション指定時)。

● XtreamPath3 の各メニューにキーボードショートカットの割り当ては可能ですか?

以下の手順により可能です。

  1. 「 Illustrator >編集>キーボードショートカット...」メニューを選択します。
    「キーボードショートカット」ダイアログボックスが表示されます。
  2. XtreamPath3 ツール類に割り当てるならウィンドウの「ツール」のリストで「XtreamPath3: ... ツール」項目の行を選択します。ツール以外の場合はウィンドウの「メニューコマンド」リストで「効果> XtreamPath3 > ... 」または「オブジェクト>フィルターー> XtreamPath3 > ... 」または「ウインドウ> XtreamPath3 > ... 」と順にクリックして開き、目的のメニュー項目を選択します。
  3. 選択行の「ショートカット」部を選択状態(色枠表示)にしておいてキーボードで割り当てるキーの組み合わせを同時に押し下げます。
    無効なキーや競合する場合にはリスト下部にアラートが表示されます。
  4. 「OK」ボタンをクリックして完了します。(初回ならセット名の入力あり)

「キーボードショートカット」は Illustrator の機能のため弊社のサポート対象外となります。詳細は Adobe 社にご確認ください。

● ユニコード( Unicode )に対応していますか?

XtreamPath3 はユニコード対応ソフトウェアです。

● 作成したオブジェクトは XtreamPath3 がない環境でも使用できますか?

はい。ただし以下のことにご留意ください。

XtreamPath3 効果(非フィルター)オブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator >オブジェクト>アピアランスを分割」メニューコマンドによって分割してください。分割しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。
出稿時などには XtreamPath3 効果オブジェクトは前もって分割しておくことをお勧めします。

また XtreamPath3 ライブオブジェクトのあるファイルを XtreamPath3 がインストールされていない Illustrator で開くと、「...削除または分割・拡張以外の操作を実行できない」旨の警告がでますがエラーではありません。必要なら「 Illustrator > オブジェクト>分割・拡張...」メニューコマンド(※)によって拡張してください。拡張しても視覚効果は有効で、その後アラートは現れません。
出稿時などには XtreamPath3 ライブオブジェクトは前もって拡張しておくことをお勧めします。

※ Illustrator の「分割・拡張...」コマンドが使用できない場合(パスの線のプロファイルが均一でない場合など)には、あらかじめ「XtreamPath3: Live ... 」パネルの「拡張」ボタンによって拡張しておいてください。

● プリセットの操作でエラーが出る、またはプリセットを初期化したい。

プリセットファイルが壊れている可能性があります。
プリセットファイル」ページの「プリセットファイルの初期化方法」の手順でプリセットファイルを作り直してください。

● これまで問題なかった作業が同じ手順でできなくなった。動作がおかしくなった。

プリセットファイルが壊れている可能性があります。
プリセットファイル」ページの「プリセットファイルの初期化方法」の手順でプリセットファイルを作り直してください。
それでも問題が解決しない場合は製品に付属の「インストールと使用ガイド.pdf」の「よくある問題」のページの「これまで問題なかった作業が同じ手順でできなくなった。動作がおかしくなった。」の項をご覧ください。

xtreampath3_support

XtreamPath3: サポート

インデクス

製品のサポートは以下の窓口でお受けしております。

XtreamPath3 のパネル・メニューから「このプラグインについて...」を選んでアバウト画面を開き、サポートの URL を記載したボタンをクリックしてください。

XtreamPath3 のライセンスについては製品に付属の「インストールと使用ガイド.pdf」ファイルの「ソフトウェアライセンス」のページをお読みください。
次の場合にはお問い合わせに対する回答ができませんのでご了承ください。

  1. ユーザ登録されていない場合
  2. お問い合わせ内容についての情報不足
  3. OS や Adobe Illustrator そのものや、併用アプリケーション関するご質問
  4. 本製品の指定環境外でのお問い合わせ
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